力が欲しい

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【雑記】良『復讐否定作品』エスケープゴート

 まず、私的に復讐否定作品に必要だと思う要素を挙げていきます。

1:復讐対象者に同情の余地がある。
2:復讐対象者が実はいい人で、その前後の展開に矛盾がない。
3:被害者に残された守るべき者が、被害者と真っ当な人語による意思疎通が出来る。
4:復讐対象者を第三者が勝手に許さない。
5:主人公が被害者の場合、復讐対象者を許す理由に筋が通っている。
6:周りの人物は被害者の心情を汲み取り、己の美徳だけで復讐を押さえつけない。

 等でしょうか。まだ絶対あると思いますが。

 このように、復讐否定作品というのはデリケートであり、復讐肯定作品よりも難易度が高いのです。

うしおととら』や『鋼の錬金術師』はその高難易度の分野を巧みにこなした名作と言えるでしょう。

 そして今回紹介する『エスケープゴート』も、マイナー作品にしておくのは勿体なかった作品です(過去形の理由は後述)。

 話を要約すると、村人のエゴで人間の少女が村を守るために呼び出された神(ゴート)の依代にされて少女の魂は消滅したかのように思われていました。

 しかし、その神は実は律儀な性格で、少女の体を媒体にしながらも彼女の魂を奪う事なく保護していたのです。

 そして、少女の兄には大切な者が残されてハッピーエンド……という流れになります。

 前述の復讐否定に必要な要素を照らし合わせて見ますと、この作品は2と3が当てはまるのですね。

 復讐否定作品にしては都合が良すぎと思う人もいるかと思いますが、デリケートな分野故にこういう描写がある方がすっきり見られると私は思います。

 ゲーム内容自体もRPG要素は殆ど削いでAVGとして割り切っている名作なので、是非ともスマホを持っている人はプレイして欲しいです。

 と、言いたい所ですが、これをプレイ出来たIRMプレイヤー。

 このアプリに対応したゲームを作ってもPCでテストプレイが出来ないという問題がありました。

 その為、IRMプレイヤーにはテスト用のデータが大量に投稿され、気付けばゲームをダウンロード出来なくなるという事態になり、結局は消滅してしまいました。
 これが過去形で言った理由です。故に画像も用意できずに申し訳ありません。