『ガチンコ！』の事ですね、はい。私はこの番組に色々思う事がありましたが、特に目に付いた事を何故か今になって思い出したので挙げておきます。
それは、プロボクサーを三ヶ月で育てるのが目的の『ガチンコ ファイトクラブ』でですね。
その話での内容に、候補生を律するのを名目に合宿させ、そこで食事や皿洗いをさせた所、そこで候補生の一人が皿洗いを一人でさせられたという、いじめ染みた展開がありました。
それは、コーチが命じたが故に起こった事です。だから、いじめの原因を作ったこの人が加害者の候補生達に『いじめっこォ……』と凄む権利はないのではと思うというのが、最近私が抱くようになった考えですね。
その『役』をやった竹原慎二氏が実際にそのような人ではないだろうし、私自身そう思いたくないのでこのような言い回しをしています。
このような話の展開ばかりなので、正直言うと私はこの番組が好きではありませんでした。それでも観ていた理由は、知り合いがこの番組が大好きが故に話を合わせる為に無理矢理という訳だったのですね。類義語に『ガンダムSEED』があります（同じTBS系列の番組というのが何とも……）
恐らく絶対に存在しているだろう『ガチンコ！ の脚本家』は、その人がそういう感性の持ち主なのか、それとも番組を盛り上げる為のシナリオを手掛けたという事でしょうか。
その辺は何とも言えませんが、この番組の『脚本』の方向性が大体『ヤンデレ染みたツンデレ』と決まっている辺り、前者の人をこの番組を盛り上げる為に活かしていたのではというのが私の考えです。
その脚本家は性質上絶対に表に出られない訳ですが、他の仕事は一体どうなってしまうのか！？ ……ではなくて、一体どうしているのかとても気になる所ですね。
