先週で無事に手鬼も倒して鬼の放し飼い地帯でのサバイバル生活も完了した訳です。
そして、今回『優しさ』が一面に押し出された話でしたね。
手鬼にも純粋な幼少時代というものがあり、それを炭次郎が感じ取って鬼に生まれて来なければ……という彼の優しさに触れる事となります。
そのようにして話に一段落あった為か、ギャグが連発な回でもありました。
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【今回目が入った絵】
手鬼を倒して鱗滝の門下生達の魂の解放となった図。
こういうシチュエーションでは『仇は討ったよ』というのがセオリーな中、『もう終わったよ』と炭次郎は言っていました。
特に意識した台詞では無かったのかも知れませんが、もしかしたらこの鬼滅の刃は復讐に肯定的ではないのかも知れませんね。
痛快娯楽復讐劇であるガン×ソードだとヴァンやレイは自分の為に復讐を行っていまして(レイの場合は死後?にシノに対して『一人にして済まなかった』と言っていますから殺された人の事を想ってもいたでしょうけど)。
それは意図的な描写であり、裏付けにその事を感じ取っていただろうウェンディはヴァンに『復讐なんて一人でやって!』と言うという展開がありました。
そのメッセージ性を受け取って吾峠先生は、仇敵を倒すというのは自身の鬱憤を晴らすよりも犠牲になった者の解放という意味合いを持たせるという信条を会得したのかも知れませんね。
まだ序盤なので、実際の先生の考えはどのようなものであったのか今後観ていって判断すべきでしょう。
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はい、善逸のパートナーがカラスではなく雀だった図です。微笑ましいですね。
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禰豆子が二年の眠りから目覚めた際に、戸を蹴飛ばして出る図。
お前はどこぞの刑事ドラマの刑事か?