特撮作品は撮影を基本的にその国でのみ行う為、どうしても主人公の周りの出来事で世界の命運が決まってしまう、所謂『セカイ系』と呼ばれる内容になりがちです。
ウルトラマンなんかがいい例でしょう。『何故ウルトラ怪獣は日本ばかり襲撃するんだ』と痛い所を指摘する人は多かったでしょう。
それらは性質上仕方のない事だと私は思います。それでも一生懸命に作られていて熱意を感じる作品は多いものです。
しかし、その中で『宇宙戦隊キュウレンジャー』の試みは偉大だと思います。
何故ならこの作品は敵の野望を阻止する為に宇宙全体を旅するという設定を合成技術により確立したからです。この作品は個人的に真の『スーパー戦隊シリーズ40周年作品』だと私は考えています。
