タイトルの通り、PSPのエミュレータをPCに導入してみました。
その理由は、PSP作品のスクリーンショットが欲しかったからです。それをこのブログに掲載したかった訳ですよ。
ROMはカスタムファームウェアを使ったPSPからリッピングしたものを使用、つまり自分で購入した物から拵えているので、際どい所ですがブラックにはならないでしょう。
と言う事で、『PPSSPP』なるエミュレータを導入しました。これがPSPのエミュレータで一番と聞いたので。
このように、
『Xクロニクル』や
『リメイク版FF3』
といったポリゴンで動作する作品も多少処理が落ちるものの、問題なく動作します。
しかし、Xクロニクルに付属の『月下の夜想曲』の処理が、解像度をPSPと同じ480×272にしても処理が遅くなってしまいます。
ゲーム内から別ゲームを呼び出す処理や、それも元々PSというCD媒体のゲームというのが負荷が掛かるのでしょう。PSP本機でセーブデータを四つ以上作ったら読み込み遅くなったのは気のせいではなかったという事ですね。
極め付きは、遊戯王タッグフォース6ですね。
まず、フォントが実機と違ったり、デッキ名が掲載されているフレームが十分な大きさになっていない等、違和感バリバリです。そして読み込みも所々滞ります。
……それだけならまだ良かったのですが……
『何と、デュエルを始めると止まった状態になります』
その時のスタートボタンによるヘルプは表示され、相手の思考中を表す「…」の表示が通常通りされている事から考えて、CPUのデュエル思考プログラムがPCのエミュレータだとうまく機能しない為だと思われます。
……かなり凹みましたね。月下の夜想曲もTF6も私のお気に入りの作品なのに、それらがことごとく不具合になるのは(後者に至っては要となるデュエルが出来ない為に殆ど機能しないレベル)。
総評として、基本的にゲームをプレイするだけならPSP本機で十分という事ですね。
しかし、スクリーンショットを用意してそのゲームを面白くみせてブログで紹介する為に活用するのは有効かも知れませんね(それ目当てで買ったゲームがエミュで不具合起こすようだったら目も当てられませんが)。