このタイトルは以前私がネットで見かけた記事のフレーズからの流用だったりします。ですが、その意見には同意する所があるので、今回私が自分なりに消化してみようと思いこの記事を書きました。では本題です。
『良薬口に苦し』という日本古来からのことわざがあります。
これは体に良い物は美味でない物も多かったり実際に苦かったりし、加えてその人のプラスになり成長を促す事には苦難や苦言が必要である事を如実に表したりと、科学的にも教訓的にも理に適った優れた着眼点のことわざです。
しかし、とここで私は思うのです。余りにも『苦い』物であったら、良薬になるどころか逆にマイナスになる事も忘れてはいけないと。
以前私は2017年11月に廃業になった宅配弁当の事について記事で触れました。
その弁当はカロリー計算がされていて、科学的には『体には』良いものでしたが、老人向けで若い人は好きになれないような味付けとラインナップでした。
故に、精神的には私にはマイナスになり、結果発想力が思うように出なかったり、遠出してへとへとになって帰って来た所をこの……はっきり言って『不味い』弁当が出迎えるので、それが私が仕事を辞める一因になった程です（周りのサイコパスの人達はそれを甘えや逃げというのでしょうが）。
そして、その弁当が廃業になってセブンイレブンになってそこそこ美味しくなった結果、私は『神無月の巫女 リメイク計画』を思い付くまでに至った程です。
その事から導き出された私の答えが『味も効能の内』という結論という訳ですね。
そこで私は『良薬は糖衣で包む』という考えに至っているという事です。
その事をZUN氏も分かっているからこそ、敢えて綿月依姫という形を確立したのでしょう。そこから良薬は苦いと薬として機能しないという考えに至った人が『儚月抄や依姫に糖衣を被せたような作品や人物』を考案する事を望んでの事だと思われますね。
それを自分でやらないのは、他のユーザーが依姫に糖衣を被せるような行為の際に、思いも掛けない味付けを考案して大ヒットさせる事が狙いという算段なのでしょう。ワンパンマン、奇天烈遊戯王、異伝編、わしかわいい……等と現に依姫に糖衣を被せる的行為をした作品は皆強烈な個性を持っていますから。
私も依姫に糖衣を被せる計画は考案中です。このブログの東方小説が終わり、更に神無月の巫女リメイクも終わった後というかなり先の話になるでしょうから、やはりこれも余り期待せずにお待ち下さい。
最後に……。サイコパスの人は自分が苦い物を摂取させられるのは断じて許しませんが、『他人に苦い物を摂取させる』のは大好きである事も追記しておきます。
これは、自分の一部たる他人に苦いものを摂取させる事で、『自分は苦いという損益を避け、かつ自分の一部である他人の健康を向上させる事による利益も得る』という本能的衝動からそういう行為をしてきます。そういう人は大概自分の嫌いな食べ物は残すので、よく観察してみるといいでしょう。
