雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

[アニメ]ハクメイとミコチ

【龍亞&不動遊星が紹介】アニメ・映像作品
 この特別措置に対して、まず不動遊星は説明しないといけないだろう。
「このコーナーは東方頓知記の皆では向く者がいないが故に、急遽俺達に役割が回ってきたという事なんだ」
 その遊星の弁に対して、龍亞は答える。
「確かに、神主は東方に関してアニメ化は推奨していないからね。故にそれを紹介するに相応しい人もいなくしてあるという事だろうね」
 それによって、その役割が自分達遊戯王5D'sの面々に回ってきた事に就いて言及しないといけないだろう。
「俺達が登場する遊戯王5D'sは、当時のアニメとしてもクオリティーが高い代物だったからな」
「ああ、それから現時点で他のどの遊戯王のアニメよりも水準が高いと思うよね」
「そういう事だ」
 そのように自画自賛となってしまう所であるが、彼等は客観的に自分達のアニメの内容を想起して導き出した答えという事なのである。
 その水準の高さを怒首領欲の目的に悪用されて小野勝巳監督はディヴァインのような常軌を逸した悪役……の範疇にすら納まらないような外道を作らされて更に彼の崇拝者を生み出させられて商業界を引っ掻き回されたのであるが。
「そういう経緯が無ければ、5D'sは手放しに『名作』と言えるだろうからな」
「そんなオレ達だからこそ、他のアニメに対しても丁寧な見方が出来るんじゃないかというのが、この『頓知記外伝』が生み出された理由だな」
 そういう事で、アニメ・映像作品に関しては彼等が仕切る事となるのであった。
「でも、オレと遊星の二人の組み合わせって……いつぞやのワンポイントレッスンみたいだな♪」
「龍亞……それは禁句だ」
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ハクメイとミコチ

 このタイトルから思う事も、二人は同じであるのであった。
「遊星……」
「龍亞の言いたい事は分かる。まるで『博麗の巫女』のような語呂のタイトルという事だな」
「そういう事だね。もし東方の皆が紹介していたら確実にツッコんでいただろうね……」
 しかし、幸か不幸かこのコーナーを仕切るのは龍亞と遊星という非東方の二人なのであるから、それは敵わない所なのであった。
 ともあれ、ツッコむ所はツッコんだので、ここから内容に就いて触れていくべきだろう。
「タイトルがタイトルだけに、やっぱり東方の影響を多分に受けた幻想的な作風となっているね」
「ああ。だが、他の作品の成分もあって、かつそれらを消化して自分のものにしているから安心感と好感が持てる所だな」
 その内容が如何なるものかの一部を、画像を交えて紹介して行こう。

「彼女が主人公のハクメイだね。こんな感じで登場人物は『ゆっくりしていってね!!』に胴体を付けたかのような造型の小人がメインとなっていくぞ」
「後、東方とは違ってキッチリ男性キャラクターも普通に登場するが」
 そのようなデフォルメされた造型の人物となっているので、女性キャラと同じく愛らしいイメージが持てて、興ざめとなる事はないだろう。

「それから、東方……だけでなくて彼のように普通の創作物でも少ない頻度だろう、人間と同じ知能を持った動物も普通に登場するのも特徴だね」
「ああ、このイワシこと鰯谷はぶっきらぼうだが義理堅くて律儀で好感の持てる奴だな」

「そして、料理や造形物のような無生物の描写もイカしているぜ。ああ、腹が減ってきたぜ……♪」
「そう言えば、5D'sでは食べ物の描写が少なかったから、これは新鮮だな」

◇ ◇ ◇

 こうして画像を踏まえて内容の一部を紹介した二人は、こう纏めるのだった。
「いいアニメだけど、スタッフの思惑は『原作漫画があってこそ』というメッセージを感じられる所だね」
 随所に漫画的なコマ割りで表示されるシーンが設けられていたり、ラフ画のような回想シーンが頻出したり、EDでは文章による作品の背景の記述があったり等である。
「その辺り、5D'sでもオマージュがある『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメと通じる所があるな、あれはアニメでありながら擬音の表示がなされているし」
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【今日の一言つぶやき】
 アプリの『ねこあつめ』は、放置ゲーとしては二流となってしまうでしょう。
 猫を図鑑に載せるには実際に居合わせないといけませんからね。