雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

[甘味]220320-01ペタグーグミ

【早苗が紹介】甘味・スイーツ
[ペタグーグミ]

「これは、今話題の『可愛いフリしてハードだよぉ~!!』のグミですね」
 そう早苗がこの商品を切り出していく。そこに諏訪子が追従していく。
「この、パックマンの敵キャラみたいな造型は、早苗には既視感がある所じゃないかな?」
 そう諏訪子は現代っ子の早苗にそう言う所であるが。
「お言葉ですが洩矢様。ちょっと私の場合だと年代が違ってきてしまっていますね」
「そうかい、それは残念だね。このゲームに夢中になった人も多いだろうに」
 そう哀愁を籠めて諏訪子が言うように、過去の流行はあくまで過去のものになってしまうのが世の中というものなのである。
 それはともあれ、この商品自体の仕様に就いて触れていくべきだろう。
「この謳い文句が決して大げさでない事、食べてみると分かるよ」
「ええ、グミという感覚で食べると、思っていたよりも遙かに硬いという事を思い知らさせますね」
 諏訪子の意見に、早苗も同意する所なのである。
 そう、このグミは今時のお菓子としては驚く程に硬いので、食べる際にはそれを念頭に置いておく必要があるだろう。
 加えて、歯に挟まりやすいので、歯並びが悪い人はその点にも気を付けないといけない所であろう。
 なので、まず『最初に』彼女達が打ち出す結論の一つはこれである。
「正直言うと、『噛みたい』場合には普通にガムをオススメする所だね」
 それが一番最初に来る理論なのであるが、それだけだと物寂しい所なので、早苗がフォローを出しておく。
「でも、これは一風変わったお菓子を食べたいという人にはオススメなのではないでしょうか? チャレンジャー精神の持ち主ならば一度試してみる価値はありそうですね」
 そう早苗が助け船を出す所なのであるが、二人はここから方向性を変えるのであった。
 それが、第二の結論なのである。
「でも、これは『ハードグミ』として挑むと難儀する所って訳だね」
「ええ、これは逆に『ソフトキャンディー』として扱うといいかも知れないという事ですね」
 そう二人が言う所にあるのは、この商品が余りにも硬いが為に、安全面の為であろう、唾液に非常に溶けやすい仕様となっているのである。
 その方が、グミとして噛んで食べるよりも遙かに味わう事が出来るという代物なのである。
 なので、噛みづらいと感じた人は、舐めてみるのを筆者はオススメしておく所なのだ。
 なので、二人はここで締めくくりと行くのであった。
「じゃあ、早苗。『あれ』頼むよ♪」
「このグミは、常識や宣伝文句に囚われてはいけないのですね! ……ってオチで締めろって事ですね、洩矢様……」
────────
【今日の一言つぶやき】
 ゼンカイジャーは良作だったと思いますけど、私の中で一番ではないように思えます。
 ゴセイジャーの方が私は一番好きかも知れませんね。