雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【雑記】ディヴァインマッチキャラ計画!

【雑記】ディヴァインマッチキャラ計画!

 この記事では、遊戯王5D'sの登場人物であるディヴァインがどういう経緯で作られたのかを考察して行こうと思います。
 なので、これが真相であるかどうかというのが憶測であるから真実であるのかどうかというのが分からないのであり、手探りで探っていく必要があるという事を予め断っておきます。
 まず、彼の劇中での横暴は数あるアニメの中でも五本の指に入るだろうというレベルの非道極まりない描写となっていた訳ですね。
 平気で人を殺すという悪役というのは創作物全体を探せばそう珍しくはない所でしょう。怖い話ですがそういうのは創作物の中では日常茶飯事と言ってしまっても過言ではないのですから。
 しかし、彼のそれはストーリー上必要であるのかというレベルでガンガン行われたという事ですね。
 そして、それだけの事をしながら登場人物の正義側の怒りを買って報いを得るという描写となって視聴者にカタルシスを与える重要な役割となってはいないという事なのです。
 彼を成敗するのは、決まってダークシグナーという別の悪役が行っていたから、悪役が悪役を裁くという何とも腑に落ちずに心の平穏を得られないような展開であったのですね。
 加えて特筆すべきは、殺人には至らなかったものの龍亞をサイコデュエルで一方的にいたぶった挙げ句彼を負かした後には『何の取り柄もないカスだったようだな』と某巨大掲示板住人的な言い草で彼を中傷するというストーリーを盛り上げる為には『全く意味のない行為』まで盛り込まれるに至っていました。
 そう、彼の描写は視聴者に怒りを覚えられる事で目的を果たしていくという狙いがあったと判断するのが妥当という事ですね。
 では、その怒りを一新に浴びさせて誰が得をするのかという真相になるでしょう。
 それが、私がこのブログで触れている存在である『怒首領欲』に他ならないという訳ですね。
 この存在が計画している全貌がこれでしょう。
『ディヴァインという劣悪なサイコデュエリストのイメージを大衆の脳裏に焼き付ける事で、その後に登場するコチ・マルティノッジという善のサイコデュエリストの印象を最高にする』
 ぶっちゃけた話が自分の考えさせたヒーローを引き立てる為のマッチポンプという事でしょう。
 これを一人の作家にやらせようものなら『泣いた赤鬼』位に露骨さを大衆は感じてしまってコチのヒーロー性を構築して評価させる狙いが逆効果になってしまう所でしょう。
 しかし、ディヴァインを作らされた小野勝巳監督とコチを考案して動かしていく私という別の人がやるという構図なので、大衆はこれがまさかマッチポンプであるとは夢にも思わないという事になるという訳ですね。
 このような悪質かつ回りくどい事を怒首領欲がするに至ったのは、この存在のアニメの対する持論があるからだと思われます。
 谷口悟朗監督なんかは自分の考えがあろうとも、それをユーザーがどう取ろうとも良しとして自分の考えを押し付けないスタンスを取ってこれをエンターテイメントとしていますが。
 怒首領欲は違うという事ですね。
 この存在は引き立て役とか手段を用いる事をこれでもかという位に愛用していますから、自分の考えを主人公ヒーローに投影してそれを大衆に多大な評価をさせようとする訳ですから、受け取り手の答えを自分で決めてしまっているという事です。でなければこのような事はしないでしょう。
 そして、それを実行させる為にディヴァインに人気を出させて、彼を批判する人に対しての牽制を行う崇拝者も数多く作ったというのも忘れてはいけないでしょう。
 こうする事で、ディヴァイン本人も彼の崇拝者もクズという構図が出来上がり、私がディヴァインを対比として輝くコチを躊躇いなく作るに至るというギミックという訳なのですよね。
 しかし、こうしてカラクリが分かっても私はコチが主人公の遊戯王エイス・デイズを怒首領欲の想定する『完璧』な仕上がりにしないと小説家デビューさせてもらえないので、仕方なくやるという次第ですね。
 そして、願わくばディヴァインの崇拝者にされた人達には自分達が怒首領欲に操られたのだと気付いて欲しい所ですが、それはかなり難しいと言えるだろうという事ですね。
 それは、彼を崇拝するに至る人種は某巨大掲示板住人に集約されるだろうからという事に他ならないでしょう。
 この世界での正義に合わせて怒首領欲はディヴァインを小野勝巳監督に作らせたのでしょうから。
 ここでは殺人は大した罪にはならず、取るに足らない人物ならばどんな暴言を吐いても良く、重要な人物を重宝する姿勢を見せ、それを行う者が容姿端麗で力も強ければそれが正義となる訳でしょうから。
 でも、誰かはディヴァインが自分達を操る為に作られた存在だと認識してくれる人が出てくれる事を願っています。