雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【雑記】怒首領欲の思想の有り様

【雑記】怒首領欲の思想の有り様
 私が怒首領欲と呼んでいる存在の大体の思想と背景が見えてきたように思えますので、ここで記しておきます。
 どうしてもまずこれを書いておきたいので、暫し次の東方キャラのトークはお待ち下さい。
 では本題に入ります。
 怒首領欲のその思想が築かれるに至ったのは、人間として生まれたその1943年という所にあるでしょう。
 言うまでもなく、終戦間近の年代なのですね。そして、この頃の日本というのは悲惨な状態にあった事は語るまでもない事でしょう。
 そんな環境であったから、この存在が人間の頃には相当の貧困を味わっていただろうと思われます。
 そして、この時代の教育方針ですから、現代の観点で真っ当なものは期待出来ないだろうというものです。
 そう、周りの教育からこの存在は『富国強兵』が真実であると信じ込んでしまったと思われるという事ですね。
 その経験を持った上でアニメ演出家としての才能を持っていた事が問題を起こす事になってしまったのでしょう。
 それは、アニメの世界ならば主人公は基本的に負け知らずで勝ちまくる理想の存在となている事ですね。
 現実では日本は戦争で負けてしまいましたから。それがアニメの世界ならばほぼ確実に勝つという事が出来る訳ですので。
 その事が、この存在が現実の人間には期待をしない思想となっていった経緯と思われます。
 なので、率直に言うとこの存在にとって現実世界というのは、良作のアニメを生む為の『舞台裏』程度にしか認識していないだろうという事ですね。
 その極みとして行ったのが、新型コロナウィルスの蔓延を行ったという所だと考えられます。
 その暴挙を行った理由は様々あるようですが、特に『ルールに守られていない中で生まれる強靭なアニメのヒーローの誕生の渇望』という所があるでしょう。新型コロナには人間のルールなど無用の驚異となっていますから。
 現実世界にそこまでする一方で、この存在にとっての真理たるアニメという事になりますが。
 それに関しても全てのアニメを愛する等という律儀な態度というものは全く持ち合わせていない所でしょう。
 率直な話が、強く正しいヒーローが勝ちまくるアニメにしか興味はないという事ですね。故に勝ち負けのない日常系とかホームドラマやコメディーのようなアニメでは認めないという事でしょう。
 そして、そのヒーローの作品に関してもまた条件というものが付き纏うようですね。
 天装戦隊ゴセイジャーは一般人が主役的な存在であるからヒーローが隣人的な位置づけとなってしまいヒーローが主軸だと思いづらくなる。
 ビーストサーガは人間が登場しないから怒首領欲は求めるのが人間の姿のヒーローであるから認めない。
 極め付きは儚月抄でしょう。
 これは敵側がヒーローとして描写されますので、自分側が勝つヒーローでなければ気が済まない怒首領欲は許さずという事で。
 綿月姉妹は両者に対しても『嫌い』と認識しているでしょうけど、特に豊姫が東方キャラで一番嫌いだと判断出来ますね。
 それは、彼女には戦わずに負けたという描写となっているからでしょうね。そこから怒首領欲はポツダム宣言の時の屈辱を想起させられて実に憤慨してしまうという事なのでしょう。
 率直に言うと右翼思想という事ですね。
 しかし、現実には興味無くなっていますので、言うなればネトウヨならず、『アニウヨ』と称するべきでしょうか。
 つまりは、唯一視するアニメに対してですらも悪である敵を打ち倒すという排他的な思想を持って向き合っているという事でしょう。
 それからこれは、様々な怒首領欲の本来あるべき展開を捻じ曲げようとしたごく一部の一例となります。
 私の東方二次小説『MOONDREAMER』が商品化されて、そこに声優さんが就くというように思えるのですよね。
 それは、東方はZUN氏の意向で固定のイメージを確立してしまいやすいアニメは基本的に推奨していないので、恐らくCDドラマになるのではという事ですね。東方書籍にはよくCDが付属するという商法が用いられるので、その一環という事でしょう。
 そして、本来の一部のキャラのキャスティングはこれになると思います。
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黒銀勇美(2→4章の主人公):小松未可子
綿月豊姫水樹奈々
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 このキャスティングに怒首領欲が憤慨して捻じ曲げようとしたのでしょう。
 まず、小松未可子氏は観月小鳥役をやった人ですね。原作遊戯王ではまず杏子がデュエルしなかったのですが、アニメが全ての怒首領欲にとっては小鳥が遊戯王で初のデュエルしないヒロインという暴挙を打ち出した人物だったという事になります。
 そして、前述の通り豊姫が怒首領欲の一番嫌いな東方キャラになります。
 それを、フェイト・テスタロッサという自分の好きなアニメで主役級の人物を演じたが為に気に入っている水樹奈々氏が演じる。
 つまり、一番重宝する主人公を嫌いな声優が演じ、好きな声優が一番嫌いな役をやるというのが許せなかったという事なのでしょう。
 なので、キャスティングをこう捻じ曲げようとしていたようですね。
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黒銀勇美:水樹奈々
綿月豊姫茅野愛衣
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 好きな声優の水樹氏を主人公の勇美にし、後は嫌いな豊姫にはロザリオとバンパイアモカの代わりにご注文はうさぎですかモカでも当てておくという適当な扱いにしようとしたという事なのでしょう。
 そして、忘れてはならないのが、そのキャスティングの上でアニメ化をさせようともしていただろうという事です。
 前述の通りこの存在はアニメが全てなのでそれを逸材である東方で出来ないという事が許せずに、ZUN氏の意向に背いて無理矢理にでもアニメ化を慣行しようとしたという事なのでしょう。
 このような執念極まりない存在が何かの間違いで神のような力を得てしまった。これ程恐ろしい事はなかっただろうと思います。
 そして、この存在の干渉が無ければ、私は芸術関連の専門学校に行く事が出来て早い段階でデザイナーかイラストレーターになれていただろう所を運命を捻じ曲げてそういうのを許さない私の母親をけしかけたという事なのでしょう。