雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【03月19日(日)】

.F【03月19日(日)】
[1]午前の部
[午前7時39分]
 今日の決戦方法は、つぶやき風とパロディアスの機刃の執筆の合計で二万字とするというスタンスにさせてもらいます。二万字は二万字だと思いますからね。
 無論、ここで改行を一行としない機能で判断してくれる『カウンテーブルパッド』が活躍してくれるという事になる訳なのですよね。これは百人力というものでしょう。
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 今日の出だしは、朝は寒いから布団から出づらかったものの、そこから先は好調というものですね。しっかり晴れてくれましたし。
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 アニメゼアルは、ディヴァインのような傲慢な悪を許す傾向を作ろうとしていたが、いざ自分がそういう悪に対峙した時は腹が立ってしまうという矛盾を抱えていたという訳ですね。
 それを認めずに理想を決行しようとしたという辺りで、怒首領欲とやっている事は変わりなかったという事になる訳ですね。
 それでも、アニメゼアルはディヴァイン崇拝者の作品の中では見やすい部類に入っていたのは事実という事でして。
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 今日はとにかく書くという事が重要となってくる訳ですね。このつぶやき風が尽きてきたらパロディアスの機刃を執筆するという事で。
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 今朝の料理も、非常に決戦の為の英気を養うに適した逸材となっていた訳ですね。
 惜しむらくは朝が目が覚醒しきっていなかったから撮影を怠ってしまったという事にありますね。
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 昨日が雨だったから今日に洗濯物をしないといけないという面倒な感じがしますね。
 私のルーティンは土曜日の洗濯ですから、これは感覚が狂うという所です。
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 所と言えば所さんの目がテンですね。
 今日の分の録画は済んだ所ですね。これを木曜日の楽しみとするとして、今回の放送内容はどうなっているのかという事ですね。
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 これから感じを掴んでいくという事ですかね。まだ目が覚めきっていないので、執筆で慣らしてやっていくという事が必要になってくると思いますので。
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 決戦に勝ったら、ドラゴンボールGTの再評価を日本に施したいと思う所なのですよね。
 このアニメが不人気なのも怒首領欲の干渉で、それが日本中に強いられているので、それが解除されたらうまくやれるだろうという所でしょうから。
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 同じ方向性として、ゴセイジャーも出来たらいいなと思う訳なのですけどね。
 これは、一スーパー戦隊の作品の一つという事ですからGTよりも難しいという事になる訳でしょうかね。
 しかし、ゴセイジャー2という感じで続編があってもいいなと思う所なのですよね。
 それはどこまで怒首領欲の詐称によってゴセイジャーが不人気にされてしまっているかという所にある訳ですね。
 その程度次第で、再評価の為に続編を作るという事が必要になってくるかも知れないという所なのですよね。
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 オーバーヘブンはどうなりますかね。これも怒首領欲によって不人気にさせられているのですから。
 一つの方向性として、これも完全版にしてVSJOJOを全て完全版化させたという話に持っていくという事が考えられますね。
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 他にも怒首領欲の我侭で不人気にさせられた作品として、スパイダライダーズがありますね。
 これは打ち切りという憂き目に遭わされた作品ですから。物語自体は完成しているのでMX辺りで再放送をしてくれるだけでいい感じに思えますね。
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 私の運命を狂わせたビーストサーガのTV放送打ち切りに関してはどうでしょう。
 これはどうしますかね。物語は完結してネット配信で観る事は容易になっているのですけどね。
 かと言って続編を作るという話の展開でも無かったとは思うのですよね。ソアラ聖国編以降の物語を作ったらそれこそ引き伸ばしもいい所になってしまいますので。
 非常に難儀な事をしてくれたものですよね、怒首領欲。
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 ケータイの買い替えも来年だと1月までに3G廃止となるから、今年中にやっておくのが妥当という事になる訳ですよね。
 これに関してはまたガラホを導入していきたいと思う所なのですよね。はっきり言ってスマホは携帯電話としての使い心地は劣悪と言ってもいいでしょうから。
 殊更クロームブックを手に入れた今、ケータイは電話としての使い心地が一番だと思う所ですからね。
 歩数計のアプリの場合はクロームブックでは動かないという問題があるからスマホという選択肢もあるのでしょうが、スマホの寿命は二年なので買い替えの事を考えれば巡り巡ってガラホの方が本体の値段も安くて更には電池の持ちも良いのでこちらが結局はお金に優しい事になる訳ですからね。
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 もうすぐ2000字ですね。18000字となる訳ですか。
 どうにかなるでしょう。結構ハードルは高いですけどね。
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 やはり、クロームブックは執筆の際に関してはポメラよりも電池持ちが良いという事ですね。
 しかし、ポメラの場合は自然放電が非常に少ないというのが魅力な訳なのですよね。
 この辺りは使い分けで切り抜けていくべきでしょう。
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 来週はDASHが二時間SPだし、久しぶりに珍百景もやるし、言う事ありませんね。
 ダーウィンが来たは今度はデイナと恐竜とのコラボをやるみたいですけど、私のレコーダーは三番組までなので録画出来ませんね。
 しかし、珍百景が無い日なんかに撮るのはアリかも知れませんね。
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 花粉は微妙に飛んでいる感じがしますね。この微妙さが何とも言えない厄介なものとなっている感じですね。
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[午前8時23分]
 ねこあつめが一時的に画面が真っ暗になるというバグが発生。
 このアプリはクロームブックだとちょくちょくバグが起こっていましたが、こんなバグは始めてというものですね。
 そして、新規の特殊猫が見つけられないという有様になっています。これは色々試すか、やはり高級な餌を使うかするしかないのでしょうかね。
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 ガリベンガーの放送回数の少なさはやっぱり物寂しさを感じてしまう所ですね。
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 ちょっと、ここまで来てつぶやき風の書く事が減ってきました。
 なので、やはりパロディアスの機刃へとシフトチェンジする必要があるという事なのでしょう。
 久しぶりの執筆となりますので、うまい事やっていく必要がありますね。
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 こういう話題はどうですかね。最高のロボットアニメは一体何になるかという事ですね。
 これは難しい事となる以前に、決めない方がいいでしょう。
 80年代なんかだと、スーパーロボットアニメよりも練られたアニメとしてリアルロボットアニメが上位互換として好まれていく時代となってしまっていたという経緯がありますからね。
 やはり、トップをねらえからのようにスーパーとリアルの共存する時代となっていったのが好ましいという事ですね。
 それでは、個人的にはどのロボットアニメが良いかという事になりますが。
 以前まではガン×ソードとなっていたのですが、このアニメには怒首領欲の思想が流れ込み過ぎている感じとなっていて食傷気味となった訳ですよね。
 なので、平成ガイキング辺りとなりますかね。
 いや、これですかね。『絶対無敵ライジンオー』。
 このアニメは敵のアイデアが迷惑から生まれるという秀逸なコンセプトで、後のエルドランシリーズの敵キャラがこれ以上のものを生み出せないと感じていたものですね。
 邪悪獣に影響されて私は色々なモンスターを考案していったものです。
 その間に《リボルバー・ドラゴン》に魅入られたという訳でもあるのですよね。
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 これで3000字ですね。まだ17000字あるという事ですね。
 しかし、逆を言えばつぶやき風だけで3000字にまで達する事が出来たのもこのクロームブックのお陰だと思う所ですね。
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[午前8時36分]
 今録画しているスカイプリキュアは何時観ようかという事になってくる訳ですね。
 取り敢えず撮り溜めているものの、そのタイミングを見計らっているというのが現状というものですね。
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 最近だとビデオゲームをプレイする気が余り起きない訳なのですよね。
 子供の頃は夢中になっていたものですが、今だとゲームでの経験が自分自身の経験になど到底ならないという事が分かって、それで時間ばかり掛かると実感して敬遠してしまっているという事ですね。
 しかし、これも『プリズムリバーのMIDI演奏館』を作ったら普通のビデオゲームとしての意味合いに囚われない画期的な発明となるという事でしょうかね。
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 一日二万字は普段はやりたくないと思う所ですね。重労働以外の何物でもないですから。
 これをごく普通にやってのけている西尾維新氏は化け物という事になりますね。
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 二万字にばかり囚われているとうまくいかないという感じに思えてきましたので、ここでやり方を変えておく必要があるという事に思えます。
 ウォーキングも普通に行っておくのがいいのではないかという事ですね。ずっと執筆していると疲れてしまいますので。
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 二万字というのはクロームブックを用いても重労働という所にあるのは変わりないと実感する所ですね。
 これは、普通の人は余程の事が無いと挑戦する意味合いはないでしょう。
 小説家の人ならば4000字から5000字を目指せばいいのでは私は感じる所ですね。
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 鼻毛って不便なバリケードだと思いますね。汚れた空気を吸わない為のフィルターとして進化したのでありながら、それ自体が煩わしくなってしまうという事で。
 感覚としては、鎧のような防具は普段着けているとそれだけで足枷となるという事ですね。
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 もうすぐ4000字です。後16000字ですね。
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 4000字で9%の電池消費ですか。
 やはり、クロームブックは執筆に関しての電池持ちは非常に優秀という事になりますね。
 しかし、怖いのが当然電池は劣化していくという所にある訳でして。
 その場合にはクロームブックを買い換える等するしかないという事なのですかね。
 これに関しては今後仕事機材となってくるから可能な限り長持ちして欲しいと思う所なのですよね。少なくともスマホよりはもって欲しいというものです。
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 怒首領欲から権限を奪還したら、今後は何をしていくべきでしょうかね。
 鑑定団としては早い所MIDI演奏館を作る事を勧めている感じで違いないでしょう。
 コナンの方はムーンドリーマーの商品化という所に思えますね。
 この辺りはそれぞれの価値観にある訳ですから、これに関しては私がやりたい所から着手していくのがいいだろうという事ですね。
 今考えるべきは、彼等の共通の敵である怒首領欲から権限を奪還するという所にある訳ですね。
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[午前8時52分]
 やはり、ずっとの執筆は難儀ですね。ここはウォーキングをしておくべきだと感じる所ですね。
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 ZUN氏としては怒首領欲の干渉が無くなったら、儚月抄はどういう方針にしていきたいのかという所にある訳ですね。
 怒首領欲に無理矢理作らされ、あまつさえ気に入らないから不人気にされるという二重の身勝手な枷を施された訳なのですから。
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 東方の整数作品の次回作も、怒首領欲の干渉が無くなってからでないと出来ない『何か』があるという事なのでしょうね。
 その『何か』というのが非常に気になる訳ですが。
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 やはり二万字は普通には出来ないという感じですね。これを普通にやっている西尾維新氏がやはりおかしいという事に他ならないでしょう。
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[午前8時56分]
 そろそろ洗濯機での洗浄も終わる所でしょうか。やはり、昨日の内にやれなかったというのがネックになっている次第ですね。
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 やはりウォーキングをしておく必要はあるという事なのでしょう。ぶっ続けというのはキツいですからね。
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 もうすぐ5000字ですね。これで四分の一をこなすという事になる訳ですね。
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 お菓子というものはどう扱っていくべきという事になりますね。
 こういうのは可能な限り三食の食事の中で栄養は得ていくべきという事になりますので、必要なだけ摂取するのが望ましいという事なのでしょうから。
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[午前9時12分]
 洗濯物を干すという他の事をやって少し気分転換となった訳ですね。
 なので、ここから再度二万字目指して奮闘させてもらう次第ですね。
 それがまたキツくなったらウォーキングに出掛けるとすればいいでしょう。
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 平成ライダーはこの時間から既に怪人と戦っているという古き良き特撮と違う方針になっているのが、このカテゴリーの特徴という感じですね。
 その特撮のテンプレと違う造りが当初受けなかったのと同時に今では新たなやり方を確立したという事になっているというものでしょうね。
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 しかし、外の空気の温度は冷え切っていた感じですね。やはり、昨日の最高気温10度は伊達では無かったという感じですね。
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 旅サラダの視聴が滞る週というのが多い感じになっています。
 それも、時間が長いから二日に分けて観るからというのが大きいでしょう。
 一日で観切れればそう難儀もしないでしょうから。
 この辺りが難しいですね。
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 二万字には現在難儀していますが、やはり以前の二回よりかは格段に書きやすくなっているというものです。
 この辺りもクロームブックと着痩せ解消の二点から来るという事なのでしょう。
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 二万字書いた自分へのご褒美にはわしかわいいの読書の続きという事で良いでしょう。
 やはり、この小説は描写の事細やかさが他とは違うと何度も感じる所なのですよね。
 その辺りからも、やはりりゅうせん氏はハリー・ポッターをリスペクトしたのだろうと思う所なのですよね。ミラの前進の名前が正にそれですから。
 同じ理由で奇天烈遊戯王も好きだった訳なのですよね。
 無論、その小説を小説そのものとして好きだった訳です。怒首領欲のようにアニメ化した所を脳内で再生して渇望していたのとは違いますから。
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 事細やかさってどういう感じなのでしょうかね。
 それに関しては私もあると自負してもいいのでしょうか。何しろ怒首領欲の干渉で感想をもらえない以上どう判断すべきか手をこまねる訳ですから。
 一つ例を挙げると、東方小説に関して他の人は紺珠伝のエピソードを二話で終わらせてしまったのに対して、私は38話で構成される一章分のボリュームで書いたという経緯があるという訳ですね。
 その辺りは自信を持っていいという事なのでしょうけど、やはり感想をもらえないというのが非常にネックになっている訳ですね。
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 今6000字ですね。後14000字となった訳でして。
 序盤がもうじき終わるという感じですかね。先はまだ長いといった感じですね。
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 ミニスカ和服の成年向け漫画は、色々試してもアレには到達しないでしょう。
 立ち読みで読んだ事があるのですよね。そういう漫画を立ち読み出来た時代というのがあったのが今の人にはまず驚きでしょうが。
 そこで、ミニスカ和服が下のアングルになって、ごく自然に陰部が見えてしまっているという描写があったのですよね。それも『これが普段着ですが何か』と言わんばかりにエロ展開に入る前に。
 これに敵うミニスカ和服漫画が早々出て来ないだろうという事が惜しいですね。こんな事ならば買っておけば良かったと思えてならない訳なのですよね。
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 そして、一番の思い出の『やっぱりトイレは怖いトコ』。これに敵うエロ漫画も早々出てきはしないだろうと思える所という事ですね。
 この漫画のツボをとことん突いてくる仕様は言葉では説明しきれない程の逸材だった訳ですね。
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[午前9時34分]
 そろそろ、部屋の暖房が暑いというレベルになってきている感じですね。
 外の気温はまだ寒いものの、日が出ているからそれによって部屋の中は暖められるという感じですからね。
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 やはり、二万字は普通に小説家として飯を食っていく際には逆にやらない方がいいというのが良く分かってきますね。
 これを日常的にやっていたら西尾維新氏以外の人ならば体が持たないからですね。
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 今の私は何を求めているのか自分でも分からなくなっている感じですね。
 怒首領欲の干渉でディヴァインやその崇拝者から、武人への渇望が強くなっていたものの、それが今では人為的に行われていた事が分かったのですから、もう熱は冷めたという感じになっていますので。
 かといって、それ以前に夢中になっていた存在に対して再び熱を入れるという事も出来なくなってしまった訳ですね。
 東方で言えば、妖夢でも依姫でもなく豊姫が一番になったという所ですね。
 遊戯王ですとどうでしょうか。龍亞に以前のような入れ込みは出来なくなっていますね。
 ジャンも誇り高い者と低俗な者の二元論の為に作られた事が分かったのでもう入れ込む事が出来なくなっていますね。
 遊戯王には無理ですかね。この作品だと誇り高いデュエリストが全てとなってしまっていますから。
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 なので、私が観たいのは誇り高くなくてもアイデンティティーが確立されるような緩い作品という事になりますね。
 その辺りが『ちみも』は良いと思うので、今日二万字書いた後にはそれの視聴を行っていくというのが良さそうに思えますね。
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 アニメ紹介方法もシンプルノートパッドを駆使しての全話の感想を一気に書き出した読みやすいだろう方法を思いついていますので、それでやればいいでしょうから。
 無論、アニメのヒーローに自己投影して強くなった気になりたい怒首領欲好みの方法ではない感想の範疇に収まった紹介方法となりますけどね。
 怒首領欲の考えた方法はこういう事なのでしょうね。
『自分自身である不動遊星に、同じく自分自身であるヒーローが主人公のアニメを褒めてもらう』
 つまり、自分しか愛せないという感じに思えます。その辺りが『自己愛性パーソナリティ障害』という表記が的を得ているという事なのでしょう。
 そういう存在が神のような力を得てしまったのがマチガイ以外の何物でもないと思う所なのですよね。
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 ちみも観た後はどうして行きましょうかね。差し当たり同じ時間にやっていた歩は廻っているとか、よふかしのうたとか観るのがいいかも知れないという事ですね。
 しかし、うる星やつらノイタミナ担当というのがどういう狙いなのかと思う所なのですよね。
 このカテゴリーはドラマ化の候補にあるアニメの放送となっていますので。それにうる星やつらは含まれるのかという所にある訳なのですよね。めぞん一刻ならば違和感はないですけど。
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 取り敢えず、一万字行ったらウォーキングに行かせてもらいます。やはり気分転換は必要である訳ですからね。
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 構図としては、一万字がこのつぶやき風であり、残りの一万字がパロディアスの機刃の執筆となる訳ですかね。
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[午前9時52分]
 やはり、部屋の中が暑くなって来ている感じがします。外の空気は寒いのに、難儀ですね。
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 もうじき8000字ですね。前半部ももうじき終了という事のようでして。
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 でも、やはり以前のパソコンでやっていた時よりかは簡単に書けているというのが分かりますね。
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 問題はウォーキングに行くとして、花粉はどれだけ飛んでいるかという所にあるでしょう。
 実に、難儀な季節というものですね。先人がスギ花粉やヒノキ花粉の性質を知っていればこうはならなかったと思うとやるせないですね。
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[午前10時2分]
『我がままを行く』
 キングオージャーは非常にサブタイトルを大切にしている事がここで分かりますね。これは期待が出来るという所でしょう。
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 着痩せ解消がみるみる進んでいる事が分かりますね。
 しかし、ねんがんのシックスパックになるのは何時になるという事が問題ですね。
 どうにも、下っ腹が手強い感じがしますので。これを削ぎ落とすには相当難儀しそうな感じとなっていますからね。
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 スカイプリキュアは何時観ましょうかね。どうにもタイミングを逃している感じがする訳ですね。
 レコーダーのお陰で大量に録画出来る訳ですが、それを観る時間というのは別の問題となってきてしまうといった感じですね。
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 ロックマンは今どういう状況にあるのかという事ですね。
 ワイリーとの決着を着けないでいるとマンネリ化する所ですが、着けて完結してしまったら確実に問題となる訳ですから。
 ドラクエやFFと違って同じ世界観が舞台となっている事が難儀する理由でしょう。
 その理由でマリオは実質的な4であるワールドで一段落して後は外伝的な作品となったという事なのでしょう。
 ポケモンはうまくやった感じですね。『地方』というスタンスを取って同じ世界観でありながら別の領域のゲームとして続けられるからマンネリ化するという事が無い訳でして。
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 午後はイオタを使ってパロディアスの機刃の執筆を決め込むとしますかね。
 こういう事からも、一番だけを見る怒首領欲は『イオタだけが正義』という判断を下す事になってしまう訳でしょう。
 この存在は使い分けという概念を認めようとはしませんからね。主人公だけで成り立つ70
年代で価値観が固定されてしまった存在ですから。
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 もうすぐ9000字ですね。なので、前半部はもうじきという事でしょう。
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 やはり、一万字書いたらウォーキングに行っておきたいですね。ずっと続けるのは無理というものですから。
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 やはり、ピカチュウ対応のパラドックスポケモンがいなかったのがどういう理由なのか気になる所ですね。
 これは、やはり少なくとも『テツノ』シリーズにはしたくなかったからというのが大きそうですね。ロボットになっているピカチュウは見たい人は少ないでしょうから。
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 個人的にダークドレアムは、既存のモンスターの色違い、それもミドルサイズのモンスターであった事から強そうに見えて良かったと思うのですけどね。
 しかし、リメイクでデュラン等とはデザインが変更されたのも売り出す為に仕方の無かった事だとは思いますね。
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 結論から言うと、シリーズ化したい作品を作る際には世界観が別で展開していくシステムを作っておく事が必要という事でしょう。
 その意味からも東方は『シリーズ』ではないという事を強調したように思えますね。
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 こういう言い回しから思いました。怒首領欲の『○○ではない』というのはこの東方から影響されたのではないかという事ですね。
 もしくは、曲りなりにもこの存在は人間の頃には職人と呼ぶに相応しい者だったという事に繋がる訳でしょう。
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 もうじき10000字になりますね。なので、ここで一区切りとさせてもらいます。
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『書く事が減った』と言いながら10000字行ってしまったのはどういう事なのかと自分で思ってしまいますね。
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 そして、10000字で電池は20%程も使ってしまったので、こういう使い方はやはり普段は避けたいと思う所ですね。
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 でも、やはりパソコンやポメラよりは幾分楽である事は何度も感じる所ですね。
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 スマホの電子ポイントに還元出来る歩数計アプリは本末転倒という事になる訳ですね。
 ガラホを買った方が結果として出費は減るのですから、スマホだと逆にお金が掛かる事になってしまうという事ですね。
 なので、願わくば買い換える際にも再度ガラホが手に入るというのが重要となってくる訳ですね。
 そして、解像度も同じであった方がいいと感じる所です。またサイズを合わせた画像データを作るのが面倒ですから。
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 10000字で20%になってしまう訳ですね。やはりこれはリーズナブルではないので普段はここまで書きたくないと思う所ですね。
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[午前10時27分]
 何やら雷のような音がしますけど、別の音でしょう。これだけ晴れているのですからね。
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 これからの季節に昼に味噌汁は飲みづらいので、これからはティーパックでも買っておこうかと思う訳ですね。
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 はい、これにて10000字です。お疲れ様でした(主に自分に対して)
 でもここまで読んでくれた人にもお疲れ様ですね。お疲れ様は年配の人にとっては上から目線でも、他にいい言葉が思い浮かばないので敢えてこう言っておきます。
 後は残り10000字をパロディアスの機刃に費やすとしますね。
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.F[2]午後の部
[午後5時35分]

 画像も添付しておきます。日付で分かる通り、上の二個が今日書いたものと分かり、これで今日で二万字書いた事が分かる所ですよね。
 そして、外部フォントは使えど常時文字数表示機能がないイオタが二万字を書く際には不向きだった事も特筆すべきでしょう。
 その辺り、怒首領欲が想定したものとは違った結末となった何よりの証拠という所でしょう。
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.F【ルーオー】09
[食事の後には……]
「うむ、旨いカレーパンじゃったのう♪」
「全くですね、父さん♪」
 そう言い合う村雨親子の言葉通り、そのカレーパンは実に美味だったという事なのであった。
 それも、今いる高台で景色を展望しながらであったが故に、その相乗効果は相当なものという事になっていたのであった。
 そんな憩いの一時を過ごした一行は、次に向かう場所に意識を向けるのであった。
「では、行くとするかの?」
「そうですね」
 アイのその意見にはミナトも否定する意味合いなどは無かったのであった。こうして食事を済ませた後は、いつまでもこの場にくすぶっていても仕方のない事であるのだから。
 確かに、この景色の余韻は何時までも目に焼き付けておきたいと思う程の逸材である事は確かなのではあったが、その足で事を運ぶのがモットーである彼等にはそれだと少々落ち着かないという所であったからだ。
 故に、彼等は食事の余韻も残す所ながら、次の行動に出る為に体が動いていたという事なのである。
 そうして、彼等は今いる展望台を降り、次なる目指す場所へと歩を進めて行ったのであった。

◇ ◇ ◇

 そして、今彼等がいる場所は、ルーオー地方に流れる川に停泊する船を迎える為の船着き場なのであった。
 無論、その船に乗る為に彼等はこの場に足を踏み入ったという事なのである。
「さて、それでは乗るとするかの?」
「ええ、そうですね」
 そう言い合って彼等はその船へと他の客と一緒に乗り込んで行ったのである。
 無論、彼等は船のチケットの事は忘れてはいなかったのであるが、ここは曲りなりにもアイは皇帝である事を失念してはいけないだろう。
 故に、彼女はこういう時の為に船に乗る為のパスを用意していたのである。これで、彼等はチケットの問題は難なくクリアしたという事なのであった。
 しかし、彼等はここで皇帝の権限を乱用する気はなかったのである。故に、ちゃんと他の客の順番を割り込む事なく並んで船に乗り込むに至ったのである。
 そして、アイは当然名の知れた皇帝なのであるから、その好機に行動を起こすのが大衆というものであろう。
 即ち、彼等は他の客から一身に注目を浴びて話し掛けられる事となったのである。
「アイ陛下、こんにちは♪」
「陛下もこの船に乗るんですね?」
「ご一緒してもいいですか?」
 等と口々に彼女は客からもみくちゃにされるのであった。
 それは、ただ彼女が皇帝であるという事だけではなかったのである。
 忘れてはならないのがその姿であろう。そう、9歳児の幼女の肉体を彼女は有しているのである。
 そのような姿に皇帝という大それた役職の者がなっているとなれば、人々の意識は好奇心に駆られるというものであろう。
 故に、彼女は客に虜にされてしまうのであった。
「ミナトや、ちょっと助けてくれ……」
「人気者ですね、父さん♪」
 助けを求めるアイを尻目に、ミナトは実に微笑ましいものを見たとご満悦でほっこりとした目で自分の見た目年下の父親を見据えるのであった。
 そうこうしながらも、彼等は無事に船に乗る事が出来たのである。
 そして、船に乗ったのであるから折角だからと一番見晴らしの良い場所へと赴いていたのであった。
 そう、それは船首の辺りなのであった。船の中でも特に行きゆく景色を堪能する事が出来る場所と言えよう。
 そんな場所にアイとミナトはしっかりと陣取ってその眺めを堪能していたという所なのであった。
 その眺めは実に壮観なものであったのだ。河川という人の手の入った場所でありながら程良く自然が残っている光景がこれでもかと目の前に飛び込んで来たのであるのだから。
 それに加えて、水と空気を切る為に起こる澄んだ呼吸が出来るというのもこの今の状況が清々しいと感じるのに拍車を掛ける事になっていたのである。
「うむ、いい感じじゃのう♪」
「そうですね♪」
 こうして彼等はこの憩いの一時を満喫していたのである。
 と、こんな事をしていると彼等は自分達の仕事をサボっているかのように思えてしまうだろう。
 しかし、その事は彼等は決して忘れてはいないのであった。
 彼等が今こうしているのは食後の後の羽休めの意味合いが強いのであった。
 それは、食後から二時間は食べた物の消化の時間になるからである。
 その際に運動をするというのは生物学的に非常によろしくないという事を忘れてはいけないだろう。
 それはアイの事となれば尚の事であろう。
 彼女は魔物のスカウトの為にその体を張って戦って、自分に勝ってもらうというのが仕事なのであるのだから。
 故に、それを食後すぐにやってしまっては幾ら彼女が皇帝であろうとも、その体に負担が掛かってしまうというものであろう。
 なので、彼女は今こうして次なるスカウト──即ち戦い──の為に準備段階に入っているという事に他ならなかったのである。
 しかし、そこは伊達に皇帝はやってはいない彼女なのであった。
 そう、ただ単に羽根を休めるだけでこの場を収める気は毛頭無かったのである。
 そう記述している所に、どうやらこの船旅に赴いた本命の理由が向こうから出向いてくれたようであった。
「初めまして、アイ陛下♪」
 その声は鈴の鳴るようなものであったから、その者が少女である事が伺えるというものであろう。
 その『少女』に、話し掛けられたアイは言葉を返すのであった。
「わしこそ初めましてじゃな、『キャプテン・リルー』殿♪」
『キャプテン・リルー』それが彼女の名前なのであった。
「はい、よろしくお願いします」
 そう言う彼女の姿がここで分かる事となる。
 その姿は、声の通りにあどけない少女の姿なのであった。
 しかし、そこに海賊の船長のような目を引くような服を着ている為に、そのギャップは凄い事となっていたのである。
 そして、背中には『人間には無い』純白の白い翼が生えていたのである。
 それが示す事は一つであろう。──そう、彼女は魔物という事なのであった。
 そう、アイはこの船で船長を務めるリルーにコンタクトを取る為にこの船に乗り込んだという事の顛末だった訳である。
 そのような展開に出会う事が出来、このリルーは実に上機嫌となっているのであった。
「それではアイ陛下、いっちょ始めますか?」
 そう言うと彼女は自身の水を操る能力で以て、自らの手に水で形成した蛮刀を握りしめていたのであった。
(うん……?)
 自分の水で刀を形成する能力に似てる? そうミナトは思わずにはいられない所であったのだ。
 故に、対抗心というものが彼の中に密かに芽生えてきたのであった。温厚な彼とて、自身には自尊心というものがあるからこれは至極当然の成り行きという所であったのだ。
 ここは、父に代わって自分が勝負の相手を引き受けさせてもらうか? そう実現の可能性に賭けて思いを馳せてみるミナトであったが、どうやら事はそういう流れではなかったようだ。
「いや、残念ならが今日はお主とは戦いに来たんじゃないのでな?」
「と、言いますと?」
 そのアイの言い分に淀むリルーであったが、その想いを心の中に押し込みつつアイに聞くのであった。
 その答えはすぐさまにアイの口から返ってくる事となったようだ。
「そう急ぐでない、今日のは謂わば『下見』という所じゃからな?」
 それが、アイの答えなのであった。
 そう、下見なのであった。彼女は今日は食事をしてしまって今は戦うべき時ではないのであった為に、ここでこの場に赴いたのは『いずれ戦う事になる』魔物がどういう仕事をしているのかを見届けに来たという事だったのである。
 そう言われたリルーはどう出るかであろう。殊更にこの存在はせっかちであるようであるから、今のアイの理論に納得してくれるかどうかというものであろう。
「……。分かりました、アイ陛下」
 だが、意外にも彼女はこうすんなりとアイの申し出を受け入れる事となったのである。
 その辺りは、彼女が船長という役職を務める事にあると言えるだろう。
 何せ、その役職上乗組員の命を預かるという重要な責務があるのだから。故に、その場の感情で突っ走ってしまうようではその役割は果たせないというものであろう。
 その為に彼女は今こうして冷静な判断を下す事が出来たという事なのであった。
 そして、そう身を引かせてしまったリルーのアフターケアは忘れてはならないとアイはここでフォローをしておく事にしたのであった。
「じゃが、次に遭う時にはお互い真剣勝負となるからな。今日のお主の仕事っぷりを見て期待出来そうじゃと実感した所じゃわい♪」
「ええ、陛下こそ楽しみにしておいて下さいね♪」
 そう言い合うと彼女らはどちらともなく笑い合うのであった。
 見た目は幼女と少女という微笑ましいものでありながら、その実は非常に血気盛んな中身が組み込まれているというのが何とも見た目との落差が凄い事となっていたのである。
「では、お主も一緒に残りの船旅を楽しむとしようじゃないかのう?」
「はい、ご一緒させてもらいますよ♪」
 そう言い合うと二人は未来への渇望を肴に、この景色を食す事に心の舌鼓を打ち合うのであった。
.F【ルーオー】10
[次なる戦いの場]
 そのようにリルー船長と次の戦いの約束をしつつ、一行を乗せた船はもうじき次の目的地へと辿り着く事となっていたのであった。
 どうやら、その場所が見えてきたようである。
「あそこかのう?」
 そうアイが実を乗り出さんばかりにその場所へと目を向けるのであった。
 その場所は一際大きな建物であったのだ。そして、科学的な概要からそこは何か機械を扱うような場所である事を伺える所となっていたのであった。
 その場所の解説を、船長でこの河川の地の利に詳しいリルー船は口に出していくのであった。
「そう、あそこが次にアイ陛下の目指すって言っていた『ドール研究所』ですよ」
「ほう、あそこがかのう……♪」
 そうリルーに示された場所こそが自分が次に目指すべきなのかと心踊らせる事となるのであった。
 そうこうしている内にどうやらそこへ行く為の停泊場所へと辿り着いたようであった。
「いよいよかの?」
「そういう事ですね」
 こうして、二人はそこへ向かう為にまず船を降りに向かうのであった。
 その際に、リルーへと『暫しの』別れを告げるのも忘れずに行う所である。
「それじゃあの、リルー殿♪」
「ええ、アイ陛下。『その時』をお互い楽しみにしておきましょう♪」
「うむ、そうじゃの?」
 そう笑顔で言い合うと、二人はその場で固い握手を交わす事となったのであった。
 こうして、二人はいよいよ船から降りて再び地上の土を踏むに至るのだった。

◇ ◇ ◇

「ここがそのようじゃのう……?」
 そうアイが言うように、今彼女がいる場所こそ件の次に目的地である『ドール研究所』そのものであるようであった。
 その雰囲気は一言では言い表せない所であったのだ。
 入り口には屈強なバリケードが敷かれているのであった。鉄の門に加えて、侵入者を虫の一匹逃さんばかりの荘厳とも言える監視カメラが常に作動しているのであった。
 これは、早々中に入る事など出来るとは思えない産物であったのである。ではどうするというのであろうか?
 と、思った矢先の事であった。
『お待ちしておりました、アイ陛下』
 と、門からそのような音声が掛かってきたのである。
 それに続いて、こうもその音声は口にするのであった。
「では、門を開きますね」
「おおう……」
 これにはアイは呆気に取られてしまうのであった。
 何かこう、もっと入るには苦労のする所と思われた矢先の事であったからだ。
 しかし、結果は自身の皇帝としての知名度からすぐに目的の人物だと分かり、向こうから受け入れてくれるという高待遇もいい所であったからだ。
 これにはアイは少々興が醒めるという所であったようだ。折角皇帝自ら赴くのであるから、何かこう、もっと『冒険的』な事をしたいと感じてしまうのであった。
「それは、父さん。この『ルーオー地方』では無い物ねだりというものですよ」
「うむ、それは分かる所じゃのう……」
 その決定打をミナトに言われては仕方ないと思うしかないのもアイには頷ける所であったのだ。
 何せ、このルーオー地方は我々の知る『現代日本』のように文明が発展しているからである。
 そのような『整備された』地では、中世ヨーロッパのような世界観が必要なファンタジーの舞台でのような冒険を味わう事は難しいと言える所であろうから。
 なので、その事が分かるアイはこの場はミナトに従う事とするのであった。
 そして、彼は思うのであった。旅はこうして大味になりながらも、魔物とのスカウトの為の戦いは決して地味なものにはしないようにしよう、と。
 そのような想いを彼女が密かに懐きつつも、事は順調に進みすぎてしまうのであった。
『今、遣いの『ドール』を向かわせますね?』
「うむ、頼む」
 そのように音声は普段の会話では聞き慣れない用語を残しつつ、切断されてしまったのであった。
 しかし、事前調査をしているアイにとってはいよいよお目に掛かれるのかと少しばかりの期待をする所であったのだ。
 そして、暫し待つ事数分となった所でそれは起こったのであった。
 何やら、向こうからやって来る者がいるではないか。
「父さん、あれがドールですね?」
「そのようじゃのう?」
 その事はすぐに両名は分かる所であったのである。
 そして、それもその筈だろうと一目瞭然の事が見て取れたのであった。
 その存在は、『普通に歩いてくる』という事が無かったからである。まるで、重力に逆らうかのように宙に浮きながら滑るように音もなくこちらに向かってきていたからだ。
 そして、その造りも正に我々の造るロボットそのものであったのである。
 しかも、どうやら我々のそれよりも更に進んだ技術で造られているようであった。
 このような動きを出来るのであるのだから。しかもそれがどうやら『自分の意思』でここまでやって来ているようですらあったのであるのだから。
 そうこうしている内に、そのドールはとうとうこちらに辿り着くに至ったのであった。
 そして、こう『口にする』のであった。
『ようこそ、我がドール研究所へ』
 それは実に饒舌な喋りの音声であったのである。こんな感じで普通の表記でカタカナ喋りにする必要もない感じに滑らかな発音だったのであった。
 しかも、この言葉はプログラムされたものではなく、今しがたこのドールが思考して導き出した自身からの言葉であろう事も、高い実力を持つ二人の経験から肌で感じられる所であったのである。
 そのような極めてハイテクなお出迎えを受けた一行は、まず挨拶をしておく事にしたのであった。
「よろしくのう、ドール殿?」
『はい、アイ陛下。お目に掛かれて光栄です』
 と、ここまでドールは自分の言葉でここまで導き出してしまったのであった。
(これは凄い技術じゃのう……)
 確かに自身の持つ神霊機もテクノロジーの塊であるが、このドール研究所の技術もそれに引けを取らない事が容易に感じ取れる所であったのだ。
 そして、それを皇帝でない者が所有しているというのであるから、その驚きは一入というものであろう。
 それらの事から、アイは素直に心の中でこの研究所への称賛の言葉を抱くのであった。
『では、案内しますね』
.F【ルーオー】11
[ヒノ博士]
 こうして二人の元に案内されたドールは、その足……いや足は使わずに宙に浮きながらの姿勢と保ったまま、彼等を案内していくのであった。
 そして、研究所の建物の前に一行を案内したのである。
 そこで、このドールはこう音声を発するのであった。
『お客様です、開いて下さい』
 その声を聞くと、それは起こったのであった。彼等の目の前にある扉がまるで意思を持ったかのように開いていったではないか。
「おおう、これは凄いのう」
 このような光景は、自身のベストロット皇国ではお目に掛かれないような代物である事を素直にアイは認める所であったのである。
 確かに自分の皇国には魔法の類いはあるが、それとこれは全くの別次元の産物である事はアイは容易に察する事が出来る所であったのだ。
 こうして何度も驚かされる事となるアイであった。その辺りは自身が皇帝として経験豊富であってもそうなる辺り、この地方の持つ力は底が深い事が分かる所であろう。
 ──この地方に来て良かった。この瞬間に彼女は素直にそう思うに至るのであった。彼女にそう思わせるだけのポテンシャルがこの地方にはあるという事なのであった。
 そして、扉の開いたその中へと一行は足を踏み入れていく事となったのである。

◇ ◇ ◇

 その内部は正に『ザ・研究所』という風貌であった。所かしこに何かの装置があり、極め付きには出迎えをしてくれたドールと同様のロボットが随所に見られる事となっていたのである。
 ここまで来ると、我々の知る施設というよりも、近未来の概念であると捉える方が妥当という所であろう。
 そのような状況にある中で、一行は先程のドールに案内されるがままに歩を進めていったのであった。
 そこで、アイは当然抱く疑問を口にするのであった。
「わしらは魔物のスカウトの為にここに来たのは知っての通りじゃのう?」
『ええ、重々承知しております』
「では、その魔物はどこにおるのかの?」
 そう当然の疑問をアイは口にする事となったのである。その答えとしてドールから返ってきたものはこれであったのである。
『それは、あの方に遭えば分かる事となります』
「ほう、ここで来るか……」
 そうアイは合点が言ったようにそう答えるのであった。その者は事前調査でその存在を既に知っていたからである。
 そうなれば、後は遭うだけか。その想いを胸にアイはドールに従いその中へと向かっていくのであった。

◇ ◇ ◇

 こうしてドールの一体に案内された先にあったのは、正に研究室という容貌の場所なのであった。
 ここで恐らく、このようなドール達の研究が日夜行われている事なのであろう。
『こちらです、では私はこの辺で』
 そう言ってドールが立ち去っていく中で、『ああ、オイル飲みてえ』と言ったのをアイは聞き逃す事は無かったのであった。
(どこまで人間味があるのかのう……)
 そんなぼやきまで生み出してしまう程の人工知能を手掛けてしまうこの研究所には何度も舌を巻く他なかったのである。
 そして、どうやらそのお目当ての人物がそこにはいたのであった。
「これはこれは、アイ陛下。お待ちしておりました」
 そう恭しく頭を下げるこの者こそアイがここに出向いた理由であるその人……。
「お主が『ヒノ博士』じゃな?」
 その名前がこの者のものという事なのであった。
 その『ヒノ博士』の風貌はこんな感じであった。
 まず、研究者らしくその身には白衣を纏っており、その為に神秘的な雰囲気を醸し出しているのである。
 しかし、その服に着られている本体はというと、つんつん気味の赤髪に、白衣の中からでも察する事の出来る細マッチョな体躯という、まるで熱血ヒーローのような感じに仕上がっており、故に白衣とのギャップがただならぬ雰囲気を醸し出すに至っているのであった。
 その様は、この者は本当は研究者を装った戦士か何かであろうかと思ってしまう程の雰囲気となっていたのであるが、どうやらそれは杞憂に終わる事となったようである。
「如何にも、私が彼等ドールの開発者のヒノだ」
 そう名乗ったからには、それを信じる他ないだろう。
 ロボットを造るとなれば、今この場でさあ造れと言われてすぐに出来るような事ではないのは察せられるであろう。それは、この惑パロディアスでも同じ事なのであった。
 それは信じる他ないとして、アイはここで疑問を口にしておかないといけないだろう。
「してヒノ博士。わしが各地で魔物のスカウトをしておるのは知っての通りじゃろう?」
 そう、それが忘れてはならない一つの事実なのであった。断じて遊びや知的好奇心『だけ』でこの地方に赴いているのは失念してはいけないだろう。
 しかし、だけではない辺りがアイらしい事であろうか。しっかりと彼女は遊びや知的好奇心を満たす意味合いでもこの地に足を踏み入れている事は忘れないのであった。
 その辺りは、やはり9歳の肉体に引かれてその精神年齢もその方向性に向かってしまっているというのは逆らえない事実のようである。幾ら魂の年齢が40代であってもそれからは逃れられないようである。
 閑話休題。アイはこうして自分が魔物のスカウトに来た事を改めてヒノ博士へと伝えたのである。
 ──この、卓越した技術を持ちながらも魔物との接点はなさそうな男に対して、である。
 しかし、勿論このヒノ博士は断じてアイをからかって遊んでいる訳ではないのであった。見た目からしてからかったら面白そうと思う気はないでもない所なのは余談であるが。
 その答えは今しがた彼の口から発せられる事となる。
「心配ご無用ですよ、アイ陛下。陛下がお目当ての魔物は『私が造った』のですからね」
「!!」
.F【ルーオー】12
[摂理に反する存在]
「心配ご無用ですよ、アイ陛下。陛下がお目当ての魔物は『私が造った』のですからね」
「!!」
 ヒノ博士のドール研究所にて。その思いもよらない『事実』を彼は告げてきたという事なのであった。
「お主……今なんと?」
 自分の幻聴であろうか? さすがのアイでもそう思わずにはいられないので、彼女はそう聞き返してしまったのであった。
 だが、現実は非情であるようで、ヒノ博士から返ってくる言葉は変わらかったのである。
「今言った通りですよ。陛下のお目当ての魔物は私が造りました」
「ううむ……」
 これで、アイには抜け道が無くなってしまったようであった。
『ここには人の手で人工的に造られた魔物がいる』
 その事実は決して揺らぐ事は無くなってしまったようである。
 この事実に、アイは暫し脳内でその一つの情報が如何なるものであるかを吟味する必要が出てきたという所であったのだ。
 何せ、これは事の大きさが半端ではないから、慎重に向き合わないといけないのであるのだから。
 しかし、その吟味はどうしても一つになってしまうのであった。
 魔物という自然が生み出す産物である存在を、人の手で産み出してしまったという事実。これは決して変動しない一つの真理である事には変わりないようである。
 そのような神のような行為を、この者はやってのけてしまったという事なのである。
 しかし、そうなればただ事ではないのはこの者も知っているであろう。
「お主の言っておる事が本当ならば、そう簡単には公共の場で明かす事は避けるべきなのは分かるじゃろう?」
 何せ、パロディアスという地球とは別の惑星であっても、生物を造り出すという事がそう簡単に出来る事ではないのに変わりはないのであるのだから。
 故に、その史上初となるような話を安易に公にしてはこの星に住まうものが皆騒ぎになってしまう事は避けられない事実であろう。
 なので、アイは疑問に思う所であったのだ。そのような重要というレベルではない事を、自分に初めて公言したというのが解せない所であると。
 だが、ヒノ博士が出した答えは大胆かつシンプルなものであったのだ。
「だからこそ、アイ陛下に最初に打ち明ける事としたのですよ。魔物に対して勢力的に働き掛けてくれているあなたがこの話を最初にする上で一番信頼するに値すると判断させてもらいました」
「おおう……」
 そこまで自分の事を信頼してくれたのか。アイはどことなくこそばゆい気持ちとなるのであった。
 また、一瞬『自分なんかの為に』とも思おうとしたのであるが、それは心の奥底に仕舞い込む事にしたのであった。
 そう、彼女は曲りなりにも皇帝という人のトップに立つ存在なのであるのだから。故に『自分なんかが』等と思ってしまってはその信頼関係を崩してしまうというものであろう。
 そう、自分は皇帝であり、故にこの大問題に真剣に向き合っていかなければならないのだとアイは再確認する所なのであった。
 そのようにして心積もりの決まった彼女は、ここで再度疑問を口にする。
「して、その魔物とやらはどこにおるのかのう?」
「その点に関しては心配に及びませんよ♪」
 そうヒノ博士は茶目っ気を出して言ってのけたのであった。この者は如何に自分が大それた事をやってのけたのかが分かっているのであろうかと思うような振る舞いである。
 しかし、彼とて本気である事がここからの展開で否応にも分かる事となるのであった。
「では、その場所まで案内しますよ」
 今度は神妙な面持ちとなってそう彼は言うのであった。この辺りは自身も自分がどれだけの事をしたのか自覚している様が伺えるというものであろう。