【雑記】小並感にはならないようにしたい230507-02
[ソードアート・オンライン]
《概要》
VRMMOを楽しんでいた主人公のキリトと初めとしたものが開発者がゲーム内で死ぬと現実でも死ぬというシステムを組み込んでいた為、死と隣合わせのファンタジー・バトル小説、及びそのアニメ化作品となっています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
《心構必要度》
【★★★★★★★☆☆☆】7
電撃文庫作品である為からか、凄惨描写は多い感じですね。
そして、この数字になってしまったのがクラディールの存在があるからですね。
彼はキリトとのデュエルであっさり負けたにも関わらず、彼がヒースクリフに負けて入隊させられたという気分が低迷している所に麻痺毒で彼を殺そうとするという無意味に苦痛な描写がなされるという所があったからです。
それに加えて、バトルメインでありながらバトルには余り向かない一人称描写で描かれているのも読みづらさを生んでいる所ですね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
《総評》
『剣の芸術』と銘打っているだけあって、主に剣技で戦う描写の多いバトル中心の小説でありながら、バトル向けでない一人称で描かれてしまっていて、想像力を存分に働かせて読みたい人には向かない仕様となっています。
それでいながら大人気作品となっているのは主人公キリトの物理的強さにある所でしょう。
彼はヒースクリフに負けるという事はあれど、基本的に負け知らずの描写がなされており、アニメに至っては他のメンバーが悪戦苦闘していた状況を一人で敵全員を倒してしまうというワンパンマンのサイタマ張りの活躍をしてしまう程の強さを有しているからですね。
一人称と主人公チート性能というネットで珍重される小説の中の王様的な立ち位置にあると考えればいいでしょう。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆