雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【東方頓智記】カギ爪の男

フランドール・スカーレットが紹介]
EX・隠しボス
[カギ爪の男]

 ここでは私のようなEXボス、もしくは隠しボスのような存在を紹介して行くよ。
 このチョイスは私がWIN版最初のEXだからというのと、その役職の中でもインパクトが強かったからという事のようだね。
 それじゃあ、まず最初にはこのガン×ソードの黒幕の人の紹介だよ。
 彼は常軌を逸した悪役だったね。根本にあるのが邪悪ではないのだけれども、その思考回路・価値観がとにかく私が目じゃない程に気が触れているから結果として悪になってしまった人だね。
 主人公とライバルの恋人のエレナとシノを殺しているからその事実から逃れる事は出来ない所だね。
 で、EXボスというのがどういう事かというのになるよね。それは、実際はウェンディとの対話で既に彼は自分が間違っていた事に気付いていたと思われるからなんだよね。
 つまり、ラスボスとしての彼はそこで完結していて、残りの幸せの時計画遂行をする彼はEXの戦いとなっていただろうという事だね。
 間違っていたと気付いたのに、間違っている事をノリノリで遂行出来てしまうものかという事になるけどね。
 忘れちゃいけないのが、彼が既に延命措置を受けていてもう後戻り出来ない所にあったからなんだよね。
 だから、間違っていたはいそうですかと現実を受け入れる事が出来ずに今まで信じていた事をやり通すしか無かったという事なんだろうね。
 もし彼が聖人君子のような洗練された心であったら生きている間に何か出来る新しい事をして人生に幕を閉じるという選択肢をしたのだろうけど、残念ながら彼を構成している人格はサイコパスの類いだったと思われるからそうはいかなかったという事だろうね。
 その辺りは、この作品のキャッチコピーが『痛快娯楽復讐劇』だった事に起因するんじゃないかな。だから、復讐対象が改心したり自分が別の道を探す事になるなどの復讐作品として尻切れトンボになるような事を避けたって訳じゃないかと思うんだよね。