彼女も我等が東方出身の人物だな。
言わずもがな某DIOのパロディーである時間操作の能力は誰しもが憧れる高性能っぷりである訳だけどな。
ここで触れるべきなのは、儚月抄では依姫の相性の悪い順に戦う事になっていったという流れだった事にあるな。
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[魔理沙]→才能の差で依姫が有利に
[レミリア]→依姫が退治する側の者だったので有利に
[霊夢]→同業者かつ努力する分依姫が有利に
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これに対して咲夜には『時間操作だと暴く事なく、かつ隙間のない弾幕を張るという反則によって勝った事になった』というものだからな。
これは、神主がそう簡単に攻略出来ない能力だからだと、ユーザーに真の勝負は託したという形になったという事なんだろう。これぞ東方らしいスタンスの一環と言えるだろうな。
加えて、先に進むに連れて相性が良くなっていったという事からも、神主も才能だけよりも努力の方が重要だという、実に倫理観に叶った考え方だというのが安心出来る所だな。
なので、次回作の茨歌仙でああいう倫理観に隠れて反している作品を作られたから困惑したという訳だぞ。