雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【未来予知系】星をみるひとの薬の由来

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 伝説の○○ゲー、『星をみるひと』。
 このゲームでは独特すぎるネーミングが随所に盛り込まれていますが、特に薬の名前に目が行くでしょう。
『かりう』『くらっと』『とれろ』……。最早何のこっちゃか分からない始末ですね。
 しかし、これらの名前の由来を推測するに私は至りました。しかし、『とてつもなく曰く付き』なのですよね。
 それでは、その内訳を見てみましょう。
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かりう→カリン様(ドラゴンボール
くらっと→クラディール(ソードアート・オンライン
とれろ→トレローニー先生(ハリー・ポッター
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 ……ものの見事に全て『星をみるひと』よりも未来の産物ですね。一番古いカリン様ですら、ドラゴンボールにはこの時は登場していなかったかも知れません。
 そして、これらのキャラクターには一つの共通点があります。
 それは、『毒物・薬品の使用に関わった人達』という事ですね。そして、それらの扱い、または本人にかなり捨て置けない悪質な要素がある事がこの三人が選ばれた理由でしょう。
 まず、カリン様は飲むと強くなるという超神水は、実は劇薬であり、その毒に打ち勝つ事で飲用者を強くするという凶悪な修行用アイテムをよこしたという訳です。
 それでも、予め悟空には断ってあるので、後の二人よりは遙かに良心的なのですよね。
 そして、超神水の用途が『自分で飲む』という所から、かりうを作って使用しても自分が飲んでしまうという設定にされたのでしょう。
 そう、これはバグなどではなく、元ネタに準えたれっきとした仕様だったと思われるという事なのです。全くを以てゲーム攻略に役に立たない仕様ですが。
 こう考えると、星をみるひとはワザと○○ゲーに仕上げたのではないかと私は思えてきてしまいますね。後に有志が作るSTARGAZERに託すという意味合いで。

 続いてクラディールですね。個人的に卑劣の極みを行った上に意図的にヒースクリフの引き立て役として確立させられなかった彼が一番凶悪だと思うので、『かりう』よりも『くらっと』の方を最凶の仕様にすべきだったと思いますね。
 クラディールは主人公キリトに以前決闘で負けた腹いせに、彼がヒースクリフに僅差で負けた為に約束通り血盟騎士団に否応なく入った所を見計らって、訓練の際の配給食に麻痺毒を盛り、その巻き添えを喰ったあろう事か自分の仲間二人をノリノリで殺しながらキリトを絶命寸前まで追い詰める外道だった訳ですね。
 キリトよりも弱い相手に窮地に追い詰められる煮え切らなさや、比較的武人肌だったヒースクリフとの決闘の後に用意された展開故に彼を引き立てる役割がなされていない……これらの事から私はソードアート・オンラインを断念したのですよね。

 最後にトレローニー先生。彼女は占い学の授業に芳香を炊いていましたね。これがハーマイオニーには嫌われていました。他にもハーマイオニーとは彼女や授業そのものが相性が悪かったようです。
 彼女の場合は、別に悪事は働いていない分、クラディールよりかは大分まともです。性格はそうとは言えないのですけどね。
 しかし、彼女が運命の子はどちらかが生き、どちらかが死ぬという占いをしたばっかりにハリーとヴォルデモートの死闘の物語が生まれるに至っているのです。
 でも、メタ的な事を言えば、それがなければハリー・ポッターの物語は動かなかったでしょう。そういう意味でも物語上意味が無かったと思えてならないクラディールの暴挙よりも遙かに良心的と言えるのではないでしょうか。

 最後に……この三人の特徴を掛け合わせて創られたと思われるのが、東方project八意永琳でしょう。
 彼女には
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・名前の最後に『リン』が付く→カリン様
・同胞を殺害した経緯がある→クラディール
・『先生』と呼ばれる役職(永琳は医者)→トレローニー先生
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 これらの要素がありますね。そして、永琳の『程度の能力』は『薬の調合』です。

※とれろがトレローニー先生が由来なら、らどくりふはハリー・ポッター役を務めたダニエル・ラドクリフ氏から取ったのでしょう。STARGAZERでは真っ黒な液体と説明文にあるのは、成長していったハリーがファンから散々腹黒くなってしまったと言われたからでしょう。