雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【東方頓智記】永江衣玖

綿月依姫が紹介]
サイキック
永江衣玖

 まず、サイキックというのが何かを説明しておかないといけないわね。一般的な意味ならば宇佐見菫子が担当するべきと思う所でしょうから。
 ここでの意味は、『星をみるひと』での用語から取ったという所にあるわね。
 そこで意味する所は、『(クルーIIIの)マインドコントールに掛からない人』というものになる事から。
 それを転じさせてここでは『マインドコントールに掛からないような芯の通った人』という事で扱う訳ね。
 それで私に白羽の矢が立ったという事みたいね。
 ゲーム媒体ではやりづらいそういう表現が、漫画作品である儚月抄で上手くいったからという事なのでしょう。
 そういう事で、まずは我等が永江衣玖からの出だしという事でお願いするわ。
 でも、これには少々からくりの要る紹介となる感じね。
 確かに、彼女自身が東方の中でも紳士的に仕上がっているけど、それでも単体だとサイキックになるかという事になるから。
 そこで必要なのが、ドラゴンボールGTの序盤の敵キャラだった『ズンナマ』となる訳ね。
 彼は地震予知能力を悪用して『自分は地震を起こす事が出来る』と偽って村を脅してそこから花嫁を要求していたという経緯があるからね。
 そして、この衣玖も地震予知能力があるというのはご存じの通りで。
 もう分かるでしょう。彼女は地震予知能力がありながらも決してそれを悪用しなかったという事になっているからね。
 こういう見方は時に必要かも知れないわね。その作品だけでは余り印象に残らない事も、他作品を照らし合わせるとその良さ見えてくる場合もあるという事ですからね。