小説家になろうで連載し、このブログにリンクを付ける形で紹介している私の作品であるパロディー満載小説『パロディアスの牙』についてですね。
タイトルの通り、この小説の執筆を一時的に断筆しようと思ってこの記事を書きました。
具体的には、正式にキアヌ本入居するまでの間という事ですね。
そう思うに至った理由、それはキアヌの体験入居からぶ○うのいえに帰って来て気付いたからです。
それは、ぶ○うのいえでは頻繁に脳内で綿月依姫の事を思い浮かべて脳内麻薬の代わりにしている自分がいたという事ですね。
そうしないと、この家が多くの人に受けない構造なのか、私が閉所恐怖症だからなのかは分かりませんが──自我を保てなくなるからだったのです。
風呂に入る時、食事を終えてリビングを出る時、他にも沢山いついかなる時でもぶ○うのいえで過ごしていると突如として息苦しくなって平衡感覚に支障を来たすケースが頻発します。
それを、今までこの10年間私はその瞬間に依姫の事を思い浮かべて無理矢理落ち着かせていた次第だった訳です。
逆の見方をすれば、依姫の効力を利用していた為にぶ○のいえでの生活をここまで長くさせてしまったと捉える事が出来るかも知れませんね。そうでなければ『無理』と断言できて早い段階でおさらば出来た可能性もあると今では思います。
そして、小説の話に関わってきます。
件の『パロディアスの牙』は依姫の良さ（≠儚月抄の良さなのがミソです）を自分なりに噛み砕いて再構築して提供しようというコンセプトで作っています。
それが、わざとこの作品を難儀にして作ったZUN氏の思惑であると私は考えるからですね。
ところがどっこい、前述の通り私は『依姫を消費者として扱う立場に苛まれている状態』なのですね。
これは、商売をする上では愚の骨頂もいい所でしょうね。
企業ではここで働きたい理由に『この店をよく利用していて好きだから』というのは逆鱗に触れる発言だというのは知っておくべきでしょう。こっちはアルバイトを雇っているんじゃないんだヨ！ （ヨがカタカナなのがミソです）とキレられる事になりますから。
昔はこの文にむかっ腹を感じた記憶は今でも鮮明ですが、今ではこの理屈は分かる所ではあります。
ここで、クリエイターの方々にはこう言えば『物凄く』理解してくれるのではないでしょうか？
『遊戯王5D'sのディヴァイン崇拝者がディヴァインが何故人気なのかは実際は理解していない』と。
主人公の不動遊星がアキを暫くの間十六夜と名字で呼んでいたのに対してディヴァインはアキと名前で呼んでいたのが対比になっている等、入念に小野監督が極悪非道にも関わらずに人気が出るように仕込んだ事は理解せず、本気で彼の人柄が良いから、そして彼を含めた悪人全てが称賛されるべきだとか思っている崇拝者は多いですから。
（その中の一人である桑原智監督がその理論の元にアニメゼアル等という産物を作ったのですが、今回はその内容は割愛します）
それと今の私は同じようなものだという事ですね。依姫に依存しているのだから、依姫の良さは何なのかを客観的には理解する術がない状態という事です。
これだとディヴァインを知らないクリエイター以外の人には理解出来ない言い回しなので、ここで一般的にも分かりそうな言い方をしましょう。
『熱心なキリスト教信者が、新しい神・宗教を創作する事は出来ないと思われる』
キリスト教に触れて何か疑問に感じたのならともかく、すがる対象を求めてどっぷりとキリストを崇拝した人が、その考えを客観的に捉えて何かを生み出すなどという事は難しい、そういう事だと私は言いたいのですね。
もう一つの例えも挙げておきます。
『漫画家を目指す人は、漫画を読んじゃいけない』
勿論多くの人気漫画家にも誰かの漫画に憧れて漫画家を目指したという人は多くいますが、ここで私が言いたいのは漫画を読んでいる『だけ』では漫画を描くのに必要なスキルは身につかず、色々な事に目を向けていないと到底なれないという事ですね。
つまり私が今言いたい事は、依姫を客観的に見れず脳内麻薬として使っている状態なので、彼女の成分を噛み砕いて再構築など満足に出来ないから、キアヌに行って依姫に依存しなくなってからでないとパロディアスの牙は書いてはいけないのではないかという理論です。
それでも、第一部は出来上がっていますからその更新自体は行います。つまり、これってアルバイトの立場で行ったという事になるのですよね。
問題は、それまで私は何をしていればいいのかという事ですね。
今まではこういう時には18禁漫画のノベライズをしきりにしていましたが、今ではこういうのは『絵』があってなんぼだから文字で書いて意味合いが出るのか疑問に思う所なのでしてね。
（『衆姦すぱ！』のノベライズ辺りはそれでも人気あるような感じがしますが）
取り敢えず、何かブログの記事になりそうな話題をひたすら探しておく事にしようかなと思います。
