雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

[色気]220418-1ぼろ着(漂流少女)

【紫苑が紹介】お色気キャラ
 自分にコーナーが回ってくると思っていなかった依神紫苑は、少しばかり困惑気味である。
「私がこんなコーナーを担当なの?」
 自分には不相応だと思う所のある紫苑。それに対して妹である女苑は答える。
「いや、憑依華の憑依とエロスの主な担当は紫苑だったからね。実際ぼろ服に裸足という東方で限界レベルのエロスだし、下着着けてない疑惑もあるしね」
『実際はどうなの?』と女苑は問いただす所なのであった。それはロマンを求める人ならば誰しもが知りたい所であるからだ。
「分かったわ。そういう事でこのコーナーをしっかりと担当させてもらうよ」
(くっ、はぐらかされた……)
 心の中で女苑は舌打ちをせずにはいられない思いとなるのであった。
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[漂流少女(ぼろ着)]

「これは、『アプリゲーの方』の漂流少女ね」
「うん、それより昔の作品で同名のサバイバルゲームがあるから気を付けないといけないよね」
 少々ややこしい出だしとなってしまったが、二人は気を取り直して進めて行く次第となる訳である。
 まず女苑が軌道修正を行う。
「話を戻して……と。これを作った作者様は、以前に『勇者の飯』というゲームを作っているから、そっち方面で知っていた人もいるんじゃないかな?」
「そうだね、この人らしくそれもデザインが可愛らしいものとなっているから注目ね」
 女苑の意見に、紫苑も同意する所であった。
 このように作者の事に就いて触れるのはここまでとして、ここからこの漂流少女:ぼろ着とは何かという事に触れていくべきだろう。
 それに就いて女怨が切り出していく。
「この画像は、漂流少女の主人公(名称不明)のデフォルトでの姿という事よ」
「そういう事ね。ちなみに画像のはファンが描いたイラストが秀逸だったから、それを筆者が気に入ってチョイスして選んだという事ね」
 そのように紫苑が言うように、このゲームのイラストを描く人が『海外には』多いのである。
「……何で、日本だと少ないんだろうね?」
 女苑はそう思わずにはいられないのであった。
「その辺り、貧乏神やってる私には何となく察しがつくわね」
 そう言って紫苑はあくまで持論の範疇でその理由を考察していくのである。
 曰く、これは日本人が金持ちを嫌う国民性がまず一つであり。
 加えて、議論に自分の考えを完全に通す事だけに終着して根本にある『問題の解決』を疎かにしてしまう傾向が強い事に繋がるのではという事なのである。
「つまり、日本人は成功している者に対して、『自分もこの境地に行きたい』というよりも『ずるい』という消極的は発想になりがちだったり」
 そう言う紫苑に女苑は追従していく。
「それに加えて、問題解決に自分の欲しい答えを他人に言わせるという悪癖もあるだろうという事よね」
 それらの事から、話を戻すと何故漂流少女のイラストが海外ばかりで見付かるのかという事になる訳であるが。
「即ち日本人というのは、決まりきった一つの答えを求めがちという事よね」
 そう女苑が言うように、それ故に日本では漂流少女の使い方が主にゲーム本体をプレイするだけの傾向が強くなってしまうからではないかという事なのだ。
 それが、海外ならば自由な使い方で『自分でイラストを描く』という本来とは違う楽しみ方に到達する発想というのがあるだろうという事なのである。
 無論、日本でも例外的にこの漂流少女のイラストを描くコミュニティーがあるが、それは海外程盛んではない所であろう。
 そこまで、『海外だとイラストが多い』理由を考察してきた所であるが、ここで漂流少女の色気っぷりに就いて触れる所であろう。
「この彼女のボロ着、言うまでもないわね」
「うん、素足だけでなくてノースリーブとまできているから、ぶっちゃけた話が色気に関して完全に私の上位互換となってしまっているわね」
 女苑に対して、紫苑はそのようにこの服装の真髄に触れて追従するのであった。
 そして、紫苑はそこから続けていく。
「それから、これだけ無防備な格好だと、『その中身の方』も気になってしまうというものよね」
 そんな『ロマン』に触れる紫苑であったが、ここで女苑は水を差すような事を言わなければならない。
「でもねこれ、ゲーム中に通貨の役割の真珠で自由に服が買えてしまうからね。そうなると紫苑の言うロマンの可能性も減ってしまうというものよ」
「うわぁ……それは残念ね」
 そういう紫苑であったが、彼女はまだ諦められないようであり。
「でも、購入した服装の時には中身も身に着けて、ぼろ着の時には……という可能性にも賭けたいものよね」
「その可能性は少ない……というか、作者はそこまで考えてないでしょう」
 そう現金主義な女苑は、現実的な切り口でこの話題を切る事にした。
 そこから女苑は続ける。
「でも、このゲームの装備の特筆すべき所は、持っているだけで効果が重複されていって、『装備する』というのは単に外見を決めるだけという事なのよね」
「そのRPGとしてはイレギュラーなシステムだから、趣味でぼろ着を着させ続けても性能には何ら影響を与えないというのがその手の人にはオイシイという事ね」
 そうなると、装備とは一体何なのかという事になるのだが、その恩恵を利用しない手はないという事で話は纏まるのであった。
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【今日の一言つぶやき】
 スカート拾ってねんがんの……とはならなかったですね。
 何せ、下手をするとズボンの片側程しかないウェストという産物ですから、まともに入る訳がないというものです。
 ここはやはり怒首領欲ですかね。エイスステージを書くまではまともなスカートはよこさないという事でしょう。
 しかし、そんな産物であっても取り敢えず足を通して固定だけは出来る状態だったので、今の私の着痩せ解消は進みに進んで他のスカートならば入るだろうという状態になっているという事でしょう。