雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【東方頓知記】節約の景気付けに

 まず、筆者がホームでの食事の量が多くて、それを上手く昼食に回してしまうのがいいと思いつき、弁当箱を用いておかずを持ち越すという作戦を実行するようになり。
 それにより食事量も調整されて食べ過ぎる事が無くなり、着痩せ解消の一助となったのである。
 更には、その副産物として昼食のおかずが確保出来るようになったが故に、主食に食パンを買っておけば、自分で使う食費の量がものの見事に抑えられたという事なのである。それはもう、一ヶ月に1000円も使わないという程のもので。
 それによって浮いたお金で以って、『色々な』自分への祝いとして買ったのがこれという事なのである。
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「へええ、ポケモンチョコかぁ~☆」
 そう好奇心を見せながらいうのは氷精チルノなのであった。
「チルノちゃんは、こういうのが好きだからねぇ~」
 そこに、大妖精も相槌を打つ。
「おまけ付きのお菓子ってのは、あたいの好奇心をくすぐってくれるからね♪」
 このようにして、チルノのワクワクはますますヒートアップする事となる。
「無論、チョコの方もちゃんと食べるから安心してね」
 そう大妖精は断りを入れておくのであった。
 由々しき事態として、昔ビックリマンシールではおまけのシール『だけ目当て』で購入し、あろう事かチョコは捨てるという暴挙に出る人が続出したのである。
 その悪しき伝統が、最近『鬼滅のマン』で復活していた時期があるのは幾ら作品人気のバロメーターであろうとも決して喜んではいけないだろう。
「これに喜んだら、『千歌音ちゃんて、みんなに愛されているんだね』と同じレベルの暴言となるからね」
 その事に関しては、二次創作での設定ではあるがしっかりした性格の大妖精ははっきりとさせておきたい所なのである。
 その為に、この画像は載せておくべきだと大妖精が用意させたのはこれである。
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「こうやって、100均でこういう時の為に用意したお菓子入れとして活用している容器にチョコを入れておくという作戦ね」
「大ちゃんってば天才だね☆ 『チョコを食べたい』のと『どんなオマケなのか早く確認したい』のとが必ずしも同じタイミングになるとは限らないからね」
 と、チルノは知恵を巡らせてみせるのだ。バカと公式認定されているものの、それと頭が回るかどうかは別の所にあるのかも知れない。
「どういたしまして、でも食べ物ってのは一律『開封後はすぐにお召し上がり下さい』だからなるべく早く食べるのがいいわよ」
「うん、筆者も昔苦い経験があるみたいだからね」
 チルノが言うその事は、『あっぱれ大将軍』のチョコを長い間放置してしまっていたが為にカビが生えてしまったという憂き目なのである。
「ちょっと話逸れるけど、あっぱれ大将軍のタイプのチョコってどうして流行らなかったんだろうね?」
「美味しいけど、チョコが手に付いちゃうからじゃない? やっぱりウェハースがオマケ付きのチョコとしてしっくり来ているって感じね」
 このように話を進めていく二人であるが、やはりこのお楽しみが何かという所が重要であろう。
「それじゃあ、チョコの運命は確保した所で、いよいよ今回何が当たったか、だよね?」
 そう、オマケ付き菓子の醍醐味と言える、どれが当たっていたかという話題になるだろう。
 それがコレであった。
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「『ペロッパフ』ね」
 そう大妖精が切り出すのに、チルノが続ける。
「う~ん、筆者が景気付けにと買った一個が、ケーキがモチーフのポケモンだってのは奇妙な偶然というものだね?」
 まずそう言った後、チルノは更に進めて行く。
「しかも、スイーツ的なイメージのある妖精(フェアリー)ってのは、あたいと通じるものがあって、更に奇遇な気持ちになるね」
「それに、6って逆さにすると9になるわね☆」
「(9)って言うなぁ~~~~!!」
 最後の最後で自分にとって侮蔑的な意味合いとなる話題を振られて、チルノはご立腹のまま幕を閉じる事となったのだった。

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※天子と衣玖さんもウェハースにご満悦のご様子です。
 奇しくも、今回のテーマに合うような東方キャラとウェハースのイラストがネット上にありましたので……。