雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【デウスマキナのよろず大百科】ドラゴンクエストVI 幻の大地:等

ドラゴンクエストVI 幻の大地

 このゲームは、レトロフリーク導入してから一番嵌まった作品で満足出来た次第ですね。その辺り、やはりさすがドラクエという所でしょう。
 これはドラクエ第六作目にして天空シリーズの三部目にしてそれの時間軸上一番昔のものとなっていますね。
 それは行き当たりばったりではなくてEDで夢の世界がデスタムーアの力の干渉が無くなって正真正銘の夢に戻るが天空城だけは現実の存在として残るという展開がありますので計画的だったと判断出来るでしょう。
 ストーリーも申し分ないでしょう。主人公が実は夢の世界での冒険から始めるという展開によってそこに大穴が開いて下に現実世界が見えているからそこは何なんだと思わせるという、タイトル通りに『幻の大地』の表現となっている訳ですね。
 システムとしてはFF5の影響が大きい所でしょうね。職業を次々に極めていってその過程で手に入るスキルを蓄積していってそれによってプレイヤーキャラの強化を存分に味わうという方針となっていますので。
(スライム系に関しては調子に乗って極めまくると闘技場で無駄な呪文・特技を使って勝てなくなるので必要なだけにする事が求められますが)
 ドラクエとして特筆すべきは、敵が行動の際にアニメーションするようになった事ですね。いえ、SFCRPGとして見てもそれを行うゲームは少ないのでかなり貴重な仕様だったと言えるでしょう。
 スタッフが言っていた通りに前作のVからボリュームは格段に上がっていますので末永く楽しめる一品になっていますね。
※画像は隠しダンジョンにてエビルフランケンから『はかいのてっきゅう』のゲットを狙っていたのですが……という事ですね。
 職業:盗賊四人にしてかつレトロフリークのクイックセーブ機能まで使って粘っていましたが、それでもまるっきりゲット出来る兆しというのが見えてきませんでしたね。
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【心構必要度】
★★★★☆☆☆☆☆☆]
4

 まず何と言ってもBGM『洞窟』の使い方が巧みすぎる、夢の世界のアモールの滝が現実世界では有り得ない量の血で赤く染まるシーンがトラウマシーンなので心しておく必要があるでしょう。
 序盤ではレベルを上げすぎると職業レベルが上がらなくなって逆に少しばかり苦労する事になりますが、中盤からは職業レベル上昇にレベルが関係無くなってくるので然程気にする必要はないでしょう。
『きぞくのふく』が城に入る為のキーアイテムなのに市販されているという意地悪な謎解き要素がある事も気を付けておくべきものですね。
 カジノはシリーズ屈指の稼ぎづらいバランスなので、ここでのアイテムを欲しがって先に進まないという事の無いようにしたいですね。はっきり言ってこれのアイテムが無くても快適なクリアは十分に出来ますので。
 ロブの後をバレないように着けて行くイベントはメタルギアソリッドの先駆とでも言うべき難易度なので結構覚悟しておいた方が良いレベルですね。
 これらの事から、ドラクエとしては高めの4という数字を点けさせてもらいました。
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週刊少年ジャンプ

 それは、現行の四大少年誌の一角でありマガジン・サンデーという先行していたカテゴリーを当時充実していた漫画のライナップで追い抜いていった経緯があるものですね。
 しかし、その際に阿漕な事をやったからこそなのであり、その事に就いてここで触れておこうと思います。
 まず、何と言っても10週打ち切りシステムにあるでしょう。
 これは、基本的に三週並びに四週連続で新連載される漫画の中でアンケートで一番の人気が得られないと僅か10週で終了させられるシステムですね。
 他の雑誌でも人気の出ない漫画は打ち切りにされるシステムは当然ありますが、これの特筆すべきは判断がアンケート至上主義である事と、人気があっても打ち切られるという所にありますね。
 私は敵キャラが『絶対無敵!ライジンオー』のようなコンセプトだった『神力契約者 M&Y』が好きだったのですが。
 如何せん相手が悪かったですね。ゲーム:ブルードラゴンの世界観の設定かつ作画が小畑健氏という強力なライバルが選ばれてしまったので敢えなく10週打ち切りという憂き目になってしまったので。
 後は逆に、人気のある漫画は引き延ばしされる傾向が他の雑誌よりも強い事にありますね。それでジャンプでは他よりも『真の敵が新たに登場』という展開が強くなっているだろう訳です。
 これの一番の被害を受けたのが他でもない、『ドラゴンボールZ』だった事は言うまでもないでしょう。