この約52000円(現在だと約36000円にまではなりましたが)で買った『ポメラDM200』。
今では内蔵の辞書を使う以外、すっかりほこりを被ってしまっていますね(ちゃんとカバーを掛けてあるので本当の意味ではほこりまみれにはなっていません(笑))。
何故そうなってしまったのかは、二つ理由があります。
それは『ポメラ自体に少しだけ、だがその一つが致命的な問題がある』のと、『ガラホを執筆アプリとして使いこなせば使いこなす程凄まじい性能を誇る』のが原因です。
まず、ポメラの数少ないながら最大の問題から入りましょう。
それは他でもない、『文字数の常時表示が出来ない事』なんですよね。
勿論完全に表示出来ない等という事はなく、特定のキーの組み合わせを押すなりメニューから呼び出すなりすれば表示出来ますが、一手間掛かってしまい、執筆の妨げになってしまいます。
後、画像の通りの大きさなので、『ポータブルメモ帳』を謳っていますが、実の所携帯には苦痛、不便さを伴うんですよね。
それなら家で書けばいいという話になると思いますが、詳細は省きますがうちのホームは執筆に快適なテーブルや机の確保が困難なのです。
つまり、キングジムさんには参考のために、PCのような機材を快適にどっしり座って書ける環境というのは、実はかなりブルジョワな事であると念頭に置いてもらえると幸いです。
次の、ガラホが執筆に有用過ぎた事の話に移ります。
最初、私がポメラDM100を買ったのは、『スマホが執筆において困難』だったから執筆に適した機材をネットで情報を探して知ったからです。
故に私のスマホ時代には非常に重宝したものです。
ですが、電池持ちを求めてガラホに切り替え、ガラホでアプリを使える事も知って、前述の『ガラホで執筆』で紹介したアプリを使いこなしていく内に……ポメラの必要性が薄くなっていったのですね。
それに加え、ガラホは当然ながら手の平サイズで携帯性に優れていて、こちらの方がより『ポータブルメモ帳』の意味合いが強くなってしまいました。
更に、あまつさえ『ガラホの方がポメラDM200より安い』ときたものです。
・AQUOSケータイ本体代
→約44000円
・ポメラDM200
→約52000円
(価格はうろ覚えなのでもしかしたら多少違うかも知れません)
(現在だと約36000円なので辛うじてガラホよりは安くなっています)
このような事を書くと『さてはポメラアンチだなオメー』って訳になりそうなので、ポメラをオススメすべき人を挙げておきます。
・思い立ったらすぐに執筆したく、かつ快適なテーブル、机、部屋を所持している方。
・キーボード操作と瞬時起動を同時に味わいたい方。
・電池に悩まされずに執筆したい方。
(2000字書くとガラホでは20%減るが、ポメラDM200なら僅か8%です)
・スマホを使っていて、ガラホに買い換える予定のない方。
・文字数を常時的には表示出来なくても気にしない方。
(これが一番重要ですね)
等になりますね。
ここまでお付き合い下さり、有り難うございました。
キングジムさんには、もしポメラDM300とか出るなら、その時は文字数の常時表示を検討してくれるなら、購入を考えます。