雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【雑記】アニメ感230505-02

【雑記】アニメ感230505-02
遊戯王5D's]

《概要》
『デュエルモンスターズ』をメインで取り扱うアニメ遊戯王シリーズの第三作目です。
 特徴としてはバイク走行しながらデュエルするという非常にスピード感のある『ライディング・デュエル』が採用されたという事ですね。
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《心構必要度》
★★★★★★★★★☆】9
 アルカディア・ムーブメント総帥のディヴァインの遊戯王のみならず、他の全アニメを洗いざらいにしても五本の指に入るだろう常軌を逸した一人の人間の外道っぷりによりこの凄まじい数値になってしまう訳です。
 その非道さはただ単に悪役としての範疇に収まらず、龍亞をサイコデュエリスト能力でいたぶって負かした挙げ句、『片割れは何の取り柄もないカスだったようだな』と某巨大掲示板用語を用いての中傷をするという現実の視聴者に心的外傷を及ぼすレベルの言動を行う程で、他にも非道さを挙げればキリがないという有様であり。
 それ程なので、オーバーロードであったフレーズである『泣かされるよりも泣かしたい』の理論が起こり、彼を生理的に受け付けない敵ではなく、自分がこれだけの事を出来る権限を持っているのだという認識にする事で自己投影する形となった人がネット上には多数存在しており、その為にディヴァインを批判するとそういう人達に攻撃されるという危険性も生まれてしまったり。
 その一人である次回作の監督が自分とイコールであるディヴァインを批判させず許させる為に、新たな卑劣な悪役を次々登場させて教育しようとしたという、彼の悪影響は現実や他作品に及ぶまで行ってしまいました。
 せめて5D'sを観るだけても快適にする方法として、龍亞とディヴァインがデュエルする事となったら、その次の回で侵入者のカーリーに対峙するとなったら、アキとミスティのデュエル二週分。
 これらの回を観ないというのがどうにか出来る回避法でしょう。
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《総評》
 ディヴァインさえ観ないようにすれば、小悪党を除いて敵も味方も事情があったり高い誇りを持っていたりと非常に登場人物に入れ込む事で作品内にのめり込む事の出来る、全OCG取り扱い遊戯王作品の中でも特に完成度の高いものとなっています。
 その感動出来る演出は口では説明するのが難しいので、遊戯王に興味のある方はディヴァインの横暴の回を観ないように注意しつつ是非とも観て確かめて欲しいと思う所ですね。
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