初のPS2のスパロボですね。それ故に今までのPS1作品のスパロボには無かったような正に『衝撃的』な演出が盛り込まれる事となった金字塔ですね。
着水の時には『チャポン』という小気味良い音が出たり、マップの立体感が増し(これが試作段階で見辛い所でもあった訳ですが)、新登場作品の演出のクオリティーが増しているという見所が多い作品だった訳ですね。
しかし、その前のα外伝以上の難易度になっていた訳ですね。しかもこちらはどうにもそれと違ってバランスの良い難易度とは言えないレベルだったのですね。
特に熟練度獲得の条件の時折理不尽なものが多かった事にありますね。精神ポイントを回復する消費強化パーツを使わないと獲得出来ないような作りのものもありましたし、HP50%で撤退する東方不敗を倒すという無理なものもありましたので。
極め付きに、今まで強かったGガンダム勢がこの作品では逆に弱いという事にもなっていた次第ですね。
他のガンダムと違ってスーパーロボットなので高耐久力・高火力でありながら曲がりなりにもガンダムなので避けもするというやりすぎな性能から一転、スーパーロボットとしてもリアルロボットとしても中途半端な性能というのが多くなり、一番使い勝手が良いのが運動性が高くオーラバトラー的な近接リアルロボットという感じの性能で強化パーツも3つ付けられるノーベルガンダムだったという有様ですね。
そういう訳で、Gガンダム好きにはオススメ出来ない仕上がりとなっていたという事ですね。
しかし、逆にドモンや東方不敗の原作での強さが表現されなかったからこそZUN氏に『ゲームで表現出来ない強さの表現』という考えを生み出して綿月依姫を生む繋がりになったという点で個人的に意味があったと思う次第ですね。
依姫の人物像がキョウスケ・ナンブがモデルの一つになっているのでしょう。落ち着いているが思考は熱血というのが正に彼から来ていると確信してならない所ですね。
(そういう難しい人物描写だから儚月抄は全三巻で二年も掛かってしまったのだろうと思えてならない所です)
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【心構必要度】
[★★★★★☆☆☆☆☆]
5
難易度高くかつα外伝と比べて少々バランスが良くない、マップが見辛い、戦艦の撃墜が敗北条件で無いから全滅プレイがしづらい等ある為にこの数字にしました。
しかし、決して無理ゲーとは無縁の難易度なのでスパロボ好きならばやる価値はあるでしょう。
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まず説明の前にマッチポンプ打破を。
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《マッチ》
・まず私にソードアート・オンラインを読ませ一人称の読みづらさとクラディールの非道さで断念させる。
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《ポンプ》
・次にとある魔術の禁書目録が三人称で最後まで読めるようにする。
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蚊迷は人間として一番のものが無くなったという事で、今の状態である機械である自分を一番の機械だと思おうとしてきたという事でしょう。
しかし、これも浅いですね。
まず、予約投稿を続けていけばネタさえあれば毎日深夜0時きっかりに更新を続けていけますので、機械としてそういう機能があるなろうや暁やこのはてなブログの方が優秀という事になりますね。
あまつさえ、私のクロームブックにキージャックを行う際には気に入らない・都合の悪い内容を書き始められてから行うという極めてアナログなやり方をしているので、とても機械として秀でた存在とはお世辞にも言えない訳ですね。
そして、感情的かつ冷血で相手の事情を配慮せずに自分の理想だけを押し付ける上条当麻を相手の事情を配慮するコチ・マルティノッジの引き立て役・反面教師にしようとした経緯があり、今の蚊迷がその当麻そのものの状態であるからもはや人間にも機械にもなりきれない存在となった訳ですね。
そして、八雲泉奈の声優はメインが鬼頭明里氏で、変声器による男声版が三木眞一郎氏という事になるのでしょう。
泉奈はコジロウと同じ水色の髪かつ、新宮隼人の元ネタの神隼人と同じくドリル使いとなっていますからね。
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とにかく一番が好きな蚊迷ですから、こうして一番優れた機械になれないとなるとこういう発想になるでしょう。
『一番迷惑な機械になる』
しかし、これも核兵器という存在があるから一番になれない訳ですね。
皮肉ですね。人類の最大の罪が蚊迷の打破に繋がるというのは。