[二つあっても多すぎる]
まずこの言い回しは、『思考の整理学』という本からアレンジして出したものですね。実際はそこでも『一つだけでは多すぎる』は『一人だけでは多すぎる』から拝借した旨が書かれていますが。
この一つだけでは多すぎるという理論は、一つの事にだけ力量を入れるとその量が多すぎになり結果融通が利かなくなるから複数の物事が必要という事ですね。
しかし、それに関して私の理論では付け加えないといけない所であり、それがタイトルの通りになるという事です。
そう、二つあってもまだ『多すぎる』事になるという訳です。
その事はまずこれらのアニメから見ていく必要があるでしょう。
『神無月の巫女』『遊戯王ゼアル』『遊戯王セブンス』
これらのアニメは名目上、ダブルヒーローとかダブルヒロインという事になっていますが、実際は片方が正解で片方が負けという構図になっている訳ですね。
神無月の巫女は類い希なカリスマ性と社会的地位を有する千歌音と、常軌を逸した他力本願のネガティブな性格の姫子。
ゼアルはアストラルと出会ってデュエルの腕も上がっていきメキメキ成功して行く遊馬と、IVの謀略でプロデュエリスト生命を絶たれたまま物語が進んでいくシャーク。
セブンスは私の見た所の『重機愛でる姫君』までの時点で黒星無しのルークに、それまでで三回にも及ぶ遊我。
このような感じで二人組となると勝ち組と負け組が作られてしまい、結局の所は大切にされるのは一つとなってしまい、一つでは多すぎるのと変わらない事になる訳ですね。
その事が、先週(231117投稿日)の人生の楽園は伝えたかったのでしょう。
その時同時録画していた名探偵コナンは小説家を目指す私にとって、小説家が悪者でも無いのにいらない事をして復讐目的でもないのに殺されてしまう、加害者も無駄に犯人になってしまうという腑に落ちない結末であり。
こういう時の為に現在進行形で幸せを手にした『主人公』が出演する人生の楽園を口直しにするスタンスを作っておいたのですが。
この回ではまさかの一食九菜というメガ盛りレベルの常軌を逸した食事を出す人の話だったので、このような人生の楽園らしからぬ羽目を外したバラエティー番組のような内容になってしまいこれもどうにも腑に落ちないという事にわざとしたのでしょう。
その裏付けは、食事内容以外はまともだったから目を瞑ろうとした所に録画がいつもと違って来週の予告の前に切れるようにするという試みをした事にありますね。
そうして違和感をとことん作るようにした事で私にメッセージを送ったという事でしょう。
コナンの口直しにとしておくとその回は『人生の楽園→勝ち』『コナン→負け』となって蚊迷好みの勝敗が着いてしまうから良くないという事なのでしょう。
そこで知られざるガリバーも投入しておけば今回のケースだと。
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一位:知られざるガリバー
二位:人生の楽園
三位:名探偵コナン
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という構図になって順位になる事で善悪二極化がなされないという事になる訳ですね。
しかし、三つというのはまた気を付けないといけない訳ですね。
三人組は勝ちと負けの概念が無いから結束が強いので、このコミュニティーは一人でいるものをターゲットにするいじめの加害者グループになる危険性もあるという事ですね。