またよろしくね、この【月水金符「ブワル図書館」】のコーナーを務めさせてもらうパチュリー・ノーレッジよ。
そういう事で今回の読み物はこれね。
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［どうしてこうなった？異伝編］
（小説）
とんぱ氏が二次創作も出来る小説投稿サイト『ハーメルン』にて投稿して無事に完結した作品となっているわね。
内容はかなり思い切ったものとなっていて、魂が同じオリ主が主に週刊少年ジャンプ関連の作品を複数の世界に渡って股に掛けて活躍するという構図となっているわね。
これは続編となっており、主人公が最初の転生した世界はハンター×ハンターのものから、今度は複数の世界を舞台にするというスタンスになった訳よ。
この場合、色々物議を醸すチート主人公であるけど安心して読める為の味付けとなっていて良い感じになっているわね。三人称で描かれているし読みやすさの為にそうしたというのが伝わってきて好印象になっているわ。
とんぱ氏は作品に籠めたテーマを『ネタ』としているけど、デウスXマキナから観ると『原作の不幸の回避』が一番だと感じたとの事よ。
必ずしも面白さに繋がっていないかも知れないような原作の不幸を主人公の手によって回避する事によってストーリーの流れが良い感じになっていたと思うわね。
実際、とんぱ氏はスパロボTのプレイで最後の投稿がやや遅れたと言っていた事からもIFの原作救済展開がウリのスパロボからの影響が強い事と感じられる所ね。
なので、もしかしたら漫画よりも遥かに書きやすい小説であるけれども原作よりも面白くなっている可能性があるからオススメとなっているわね。
この辺り、実際により面白いかも知れない作品を作ってのけたのだから久保帯人先生も文句無い所でしょうね。その意味合いも籠めて最後にBLEACH編にしたと思われる所ね。
それから、このとんぱ氏ってもしかしたら『ARIA』や『あまんちゅ！』の作者の天野こずえ先生である可能性がありそうよ。
主人公の名前が『あ』で始まるケースが多い上に、NARUTO世界での姿である日向アカネが自分のTSした身体に欲情しておらずにごく自然と女性として振る舞っている事や。
BLEACH世界での姿のクアルソ・ソーンブラの女好きの様は『女性受けの女好き』のイメージで作られた感じがするからね。
こういう感じでネット小説には他にも著名人が覆面小説家となって参加しているという事を知っておくと『もしかしたら』と思えて楽しくなって来そうね。
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［心構必要度］
【☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆】
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原作の不幸を回避しているから、とにかく安心感が強くて心構えの必要が無い所が信頼出来る所ね。
人死にや不幸の展開にアレルギー反応を示してしまう人は多いでしょうから、そういうのが無いこの作品はオススメというものよ。
