『どうしてこうなった? 異伝編』のNARUTO編、とうとう読み終わりました。
この話は原作で不幸な目に遭ったり死んだりするキャラが救済されていくのが見所ですね。NARUTOはそういうシビアな展開が多いのが特徴でしたから。
勿論その苦味が原作NARUTOの味なのですが、IFの話という事でこういう作品もアリなのではないでしょうか。
特に印象に残ったのは自来也生存と大蛇丸改心ですね。自来也は好きなキャラだったので嬉しいです。そして、大蛇丸という改心と無縁そうな人物を改心の描写を盛り込む手腕は見事です。
そして、ただ救済されるだけでなくその後キッチリ活躍してくれるのが大きいですね。その辺りがスパロボ的な楽しみがあります。
この作品は原作読んでなくても楽しめますね。私はジャンプ買っていた頃はNARUTOを読んでいましたが、買わなくなってから読んでいませんでしたから。
本6冊分以上にはなろうかというボリュームに加えて長編向きな三人称描写なので、ガッツリ読めるのも高評価ですね。これはネット小説を快適に読める環境を確立出来る人なら是非とも読んで欲しいです。
惜しむらくは、主人公日向アカネが巨乳だと判明するのが終盤ビーに指摘されてからという所ですね。早い段階から巨乳だと判明していればそれまでの戦闘シーンを思い浮かべるのがより楽しくなっていた事でしょう(苦笑)。
主人公の次の転生先は、ダイの大冒険世界のようですね。ここではメタルキングになるというトンデモ展開なので不安と期待が入り雑じっています。