雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【雑記】小説の利点

【雑記】小説の利点
 まず、確かに文字だけで描く小説よりも、絵が必要な漫画や更に音と動きまである映像作品の方がクオリティーが高く、物語の大まかな構造だけを追いたい場合にはそちらの方がとっつきやすいというものでしょう。
 しかし、ここでその小説の利点を整理して見ようと思います。
 まず、小説の利点は本一冊に投入出来る情報量の多さがあると感じますね。
 ハリー・ポッターを例に挙げると映画だと限られた時間内に収めないといけないので原作にある話をかなり端折らないといけない事になるので、その理由で話の密度が多い原作の方が映画よりも好きという人も少なくないのが事実のようですね。
 そして、そのハリー・ポッター原作をリスペクトしたと思われるわしかわいいこと『賢者の弟子を名乗る賢者』でも同じ事が言えると思います。
 この小説はコミカライズに近年では遂にアニメ化までされるという事になりましたが。
 コミカライズ担当のすえみつぢっか氏も言っているようにその際にはかなり端折ったのでより鮮明に知りたいのならば小説を読む事をオススメしますと言っていたという事ですね。
 そして、ハリー・ポッター並に歴史に名を残したと言えるだろう『鬼滅の刃』。
 これの序盤である竈門炭治郎立志編が原作だと7巻、アニメだと26話にも及ぶのに対して、ノベライズだと僅か一巻で賄う事が出来たという経緯もあるという訳ですね。
 このように、小説の場合だと一冊辺りの情報の含有量が多いので、懐が温かくなってお小遣いを他の事に回せるというメリットも生まれてくるという事ですね。
 そして、活字を読むにはそれだけ時間を掛けないといけないので、漫画・映像作品がスナック菓子のようにさっくりと消化出来るのに対して、小説はスルメのような味わいが得られるという方向性にもなっているでしょう。
 加えて忘れてはならないのが、やはり文章を読まないと文章力というものは得られないという事ですね。
 故に、子供の頃はビデオゲームばかりやっていた私は文章力が身についていなくて作文が大の苦手であり、これが宿題に出る度に人生の終わりのような絶望感というものを抱いていたものですね。
 これらの事から、
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・お小遣いを貯めたい
・活字に嫌悪していない
・自分はまだ成長段階だから学びたい
・人の考えに触れるのが嫌いでない
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 以上の事を成し得たいと思う人は小説や活字媒体の作品に触れていくのがいいと思いますね。
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 その為に重要と思える事を2つ程挙げておきます。
 やはり、読書というのは親や教師の強制があっては完全に逆効果だという事ですね。
 なので、自分から好きになる施しを行うと共に、漫画も取り上げたりせずに読ませてあげる事も重要となってくると感じます。
 次に、活字媒体が地味な黒と白の思考停止しかねない表現になっている事も捨て置く事は出来ませんね。
 そこで私がオススメするのが電子媒体での読書ですね。かくいう私もPSPの使い方を工夫する事によって始めて電子機器での読書が出来る環境を手に入れた事によって活字に触れる機会が増えていったものですから。
 今では電子ペーパーだのスマホのアプリだのと電子機器での読書をするチャンスは幾らでもあるので、活字が嫌いでない人はこれを利用しない手はないというものでしょう。