国民的ゲームシリーズの一つであるスーパーマリオ、その記念すべき三作目だった訳ですね。
前々作・前作からその作風が一新されて全く新しいゲームに仕上がっていますね。
只管ステージをクリアして行く方式から、ボードゲームのような移動画面となって、そこでステージを自分の好きなタイミングで挑んで行くというスタンスになっています。
その中でスーパーキノコ等のようなステージ内でその場で使うようなアイテムをストックしておき、ステージに入る前に使って強化してから挑むという事も出来るようになっています。
アクションも仕様が改変され、ジャンプボタンを押したままで敵を踏むと高くジャンプ出来る、しっぽマリオで加速を最大までつけてジャンプボタンを連打すると飛ぶ事が出来る等、新しい要素がてんこ盛りとなっていましたね。
そして、クッパファミリーの新しいメンバーに彼の息子・娘で構成された『コクッパ』も導入された事が目玉でしょう。
ボリュームも多いので、やり応えのある仕様となっています……がその事は下の[心構必要度]で説明します。
────────
[心構必要度]
【★★★★☆☆☆☆☆☆】
4
(FC版)
前述の通りボリュームが多いのでありながらこの当時のゲームの性としてセーブ機能が存在しないので、笛を使ってワールドを飛ばすのでなければ半日掛けて挑まないといけないので時間やアクションの腕に余裕が無い人には苦行となるでしょう。
全体的に難易度は前二作よりも抑えめであるものの、ワールド6の三つ目の砦のような高難易度のステージもあるので油断出来ない所ですね。
【★☆☆☆☆☆☆☆☆☆】
1
(スーパーマリオコレクション版)
一方で、セーブ機能の導入されたこちらでは一気に必要度が下がって1になる訳ですね。
進んだステージも記録されますし、それだけでなく残機やアイテムストックも記録されてどこでもセーブ出来るので安心してプレイ出来……過ぎます。
どこでもセーブ可能なのが難易度低くしていたという判断からか、アドバンス版では砦等のクリア時のみセーブが出来るようになったようですが、そちらは私は未プレイなので判定はしません。