雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【東方頓智記】猗窩座

フランドール・スカーレットが紹介]
EX・隠しボス
[猗窩座]

 無限列車編で初出の、上弦の参の鬼だね。
 やっぱり、この章のラスボスは魘夢だったと思う所なんだよね。なのでこの猗窩座はEXボス、それも勝てないという他に例の無いような構図という事で。
 戦闘スタイルは私の能力と同じ『破壊』というのも何か親近感が沸く所だね。
 EXボスとしての彼は、やっぱり印象が強かったんじゃないかと感じる所だね。伊達に千と千尋の神隠しを抜く興行収入にはなっていないだろうからね。
 こういう思い切った表現にした辺り、吾峠先生は思う所があったんじゃないかな。
 まず、創作物ではドラゴンボールZのように登場人物の物理的強さは作り手の手腕で幾らでも強く出来る事があるから、煉獄さんに言わせたように重要なのは精神的な強さの描写になってくるという所がある訳だよね。
 でも、現実だとその精神強さを生み出すにはまず身体を鍛えないと得られないというのがデウスXマキナの実体験から言える事なんだよね。
 だから、吾峠先生は煉獄さんをストレートに勝たせずに敗死させるというショッキングな扱いにする必要があったという所だと思うね。
 その一方で、残念ながらサイコパスの人の場合のように肉体を洗練しても精神が向上する事の無い人も少なくないというのも現実という事から。
 この猗窩座に帰結するという事だろうね。彼は肉体の鍛錬を欠かさずに行っているものの、鬼になってしまったが為にサイコパスの人のようにそれによって精神が磨かれるという事が無かったという事で。