いらっしゃい、【月水金符「ヴワル図書館」】へ。
今回は大々的に有名にはなっていないながら、超名作となる作品だから刮目するように。
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[ロックマン&フォルテ2 真なる破壊者]
これはこの名前だと物語シリーズの主人公を彷彿とさせるけど違う存在の『阿良々木』氏の手掛けた超大作小説になるわね。
それだけの事をやってのけた人だから、もしかしたら西尾維新氏をリスペクトしてこのHNにした可能性があるかも知れない所ね。
これは『2』と銘打っているけど本家のスタッフとは別の人が手掛けた、所謂東方でやりやすくした手法である『二次創作』という訳ね。
因みに知らない人に言っておくと『1』はれっきとしたゲームになるからこの『2』とは媒体から別物という事になるわね。
時間軸はロックマン9が終了した辺りになっているわね。なので10以降のキャラクターは出ていないという事になっているわ。
ストーリーは自分のナンバーズを用いて侵略に出たDr.ギリアンとの交戦となっているわね。そして、特筆すべきは有賀ヒトシ氏のロックマンミックスシリーズのようにメガマリでの私の元ネタであるDr.ワイリーがラスボスにはならずに協力者になるという構図となっているのも特筆すべき事ね。
ロックマンというアクションゲームを原作としていながらちゃんと読み応えのある小説というスタンスを貫いているのが凄いと思うわね。
それでいながら、8ボスとか特殊武器とか弱点武器などのロックマンの要素が小説でありながら落とし込まれているという点も巧みとしか言いようがない所ね。
無印が原作ながらXシリーズ並みにシリアス多めだけど、これはロックマンや小説が好きな人ならば是非ともオススメしておきたいわね。
そして、これの執筆の後に純狐のテーマ曲を彷彿とさせる『ココロの在処』というのも手掛けようとしていてこちらも期待する所だったけど、阿良々木氏が長編を書いた事によってまた短編を書くという事が困難になってしまったのか自主的に運営者に削除してもらっている所は残念ね。
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[心構必要度]
【★★☆☆☆☆☆☆☆☆】
2
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前述の通り無印が原作ながらシリアス多めになっているから、犠牲者が多く出る訳なのでその点は気構えが必要な所ね。
特に、最初のボスのプラズママンが小悪党故にか詳しくは書かれないけど多くの人間を殺した記述がある事が心が痛むと思うから気を付けておかないといけないわね。
因みに、これを読む前に氏の短編集を読んでおくと更に楽しめると思うわね。そこからこの真なる破壊者に参加しているキャラクターも多いからね。