善玉の鬼である珠世とゆしろう(後で漢字表記を確認しておきます)の登場となります。
他の作品ならば安易に向こう側に善を作るのはどうかと思った所でしょう。善悪の仕切りをそうハッキリと線引きするべきではないと。
しかし、この鬼滅の刃では『非常にありがたい存在』であるとじんわりと感じた次第です。
そう考えると、線引きが出来ない善悪という概念をリアルに描いたガンダムシリーズ等とは全く正反対の表現をしたと言えるのではないでしょうか。
鬼という化け物が出るという点でリアルではないですからね。
ゆしろうはいいキャラしてますね。こういうギャグがあるからこそ鬼滅の刃は見やすい訳で。
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前回食べ損ねたうどんを再度食べに来た図。
私はいつも思っていたのですよね。ショックで食べ物の入った器を地面に落として割ってしまうシーンで『勿体ない』と。
なので、うどんは作り直した訳ですが、それでも再度食べに来た描写を入れるというさりげない気配りが嬉しい所ですね。
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新たな鬼である矢印鬼と手鞠鬼。
矢印は大正時代でありながら電子機器の画面表示のような目を持っていたり、手鞠はビジュアルだけ見れば可愛かったりしますので、この二人は目に見える描写では秀逸なものを感じますね。