雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【アニメ】鬼滅の刃10

 矢印鬼は先週の最後で日輪刀で首をはねて撃破はするのですが。
 彼が最後の悪あがきで消滅する前に矢印を操って炭次郎を壁やら地面やらに叩き付けて殺そうとしてきます。
 それにより彼は肋骨と片足の骨を損傷する事になるのですが。
 決着後はきっちり治っているというこれまたお約束な展開となっていました。鬼滅の刃は本当にセオリーに忠実ですね(笑)。
 今回の話の中心は、禰豆子の活躍だったでしょうか。
 修行しないでどんどん強くなってしまっていくという仕様は、ジャンプの登場人物として問題な気もしますね。
 しかし、鬼同士の戦いは互いに再生するので不毛となるので、最後は珠世が幻術で手鞠鬼にブロックワード(鬼舞辻の名前)を言わせて自滅を誘うという結末となりました。
 この手鞠鬼の最期のシーンがえげつないというレベルではないので覚悟をして観なければならないでしょう。
 普通にR15となるレベルなのですが、よく今の子供達はこれを観られたなと感心する所ですね。
 今回の話を観て、誰もが望んでいるだろう鬼滅の刃のゲームが未だ作られない理由が感じ取れる次第となりました。
 まず、この作品は一瞬の判断が命を左右するという緊迫したものとなっていますので、RPGのようにHPの削り合いという悠長な事をしていたら作品に整備した緊張感が無くなってしまうでしょう。
 格闘ゲームというのも、救い手である鬼狩りと驚異である鬼との線匹をこれでもかってくらいしてあるのに、鬼をプレイヤーキャラにしたりとか鬼狩り同士、鬼同士の戦いは無意味に作ってあるので、それをゲームでやるという選択の余地はないと感じます。
 後はアニメ二期では柱全員の活躍が描かれていくだろう事から柱をプレイヤーキャラにした無双ゲームでもと思う所ですが。
 これも、上弦の鬼は柱が数人掛かりでやっと倒せるという強さのレベルに設定してありますので、これも避けるべきだと思われます。
 ここまで来ると、吾峠先生は意図的に鬼滅の刃をゲーム化しづらいものにしている感じがします。
 それでももしゲーム化されるならば、かなり特殊なジャンルのゲームとなる事でしょうね。
 話を本編に戻すと、鬼にも善玉がいるというポジションは間違いなく珠世と愈史郎がかっさらっていきましたが。
 今回の敵の鬼コンビは鬼特有の残虐性はあるものの敵にありがちな仲違いなどはせずに抜群のコンビネーションを発揮し、手鞠鬼に至っては鬼舞辻に対して下心のない純粋な敬意を持っていたりと。
『敵にも美点のある者がいる』という点ではこの鬼コンビが担当したように思えますね。
 平成ライダーなんかでは一部の例外を除いて徹底的に敵からは美点を削いでいるという表現がなされているので、個人的に今回の鬼コンビは有り難かったです。特に手鞠鬼に関しては少し好きになった位ですね。
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【今回目が入った絵】
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 禰豆子と手鞠鬼のさながらサッカー対決になっていました。
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 最後の部分。善逸が次回から本格的に登場するという事でしょうか。