[どんなゲーム?]
人気ツクール作品のアクションRPG『アイラアタック』。その作者が作った、自由度が高いRPGの第二作ですね。
前作ではツクール2000で作られていますが、こちらはツクール2003です。
この作品の作りこみ自体は非常に濃厚ですが、残念な事に戦闘演出は2003で用意されたものをそのまま使っていてテンポが悪い、その為だけが問題ですね。
なので、ここは是非とも私がこのブログで配布している非公式パッチを利用していただきたいです。残念ながら作者様にコンタクトが取れなかった為に非公式という形を取らさせてもらっています。
ゲーム性質は攻略順序が特に決められておらず、パーティも自分好みで組めるという、言うなれば感覚的に『ロマサガ以降のサガから、敵が戦闘回数で強くなっていく仕様を廃したゲーム』でしょうか。
なので敵の強さは場所で固定されていて安心ですが、同時に自分の身の丈に合わない敵の出るダンジョンにも行けてしまう事になります。まあ、その辺りはレベル上げすればいいでしょう。
このゲームの強みは、組むパーティで千差万別な攻略が出来る事にあり、それにより一度クリアしても、たまに引っ張り出して繰り返しプレイしても楽しめる事にあります。
その辺り、たまにプレイして言霊作成しつつの攻略により楽しめる、このゲームのタイトルの由来の一つである『ルドラの秘宝』さながらなのですよね。
(もう一つの由来は言わずもがなです)
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さて、そういう訳で三度目か四度目になるプレイを、今回はこうしてブログを作っている事もあり、画像を踏まえて紹介しつつ行っていきたいと思います。
今回のメンバーには今まで敬遠していた『薬師』を投入しました。
今回のプレイの目的は、精霊使いの全能力強化に薬師が使える薬による全能力を一時的に二倍にする効果を掛け合わせて、主人公の魔法剣による大ダメージを叩き出すというコンセプトとなっています。
ツクール2003の仕様では、能力強化は他の能力は元の数値の二倍までですが精神力は9999まで伸びるというものなので、これを精神力も威力に反映させる魔法剣で使ったら凄まじいものになります。そこに薬師の薬による二倍状態を掛け合わせれば……という事ですね。
恐らく、9999ダメージも夢ではないのではないでしょうか。
後は、初プレイの時以来の魔獣使いの投入でしょうか。これは、エモンドラ2にポケモン的楽しみが追加される優遇されたキャラですから。GBサガシリーズで言う『モンスター』に該当するキャラのように思えますね。
ちなみに、分かる人には分かると思いますが、私はこのエモンドラ2のキャラにはいつも東方キャラの名前を付けてプレイしています。あれは汎用性が高いので、こうしてエモンドラ2にも馴染みます。
その関係で、一部を除いて女性キャラばかり採用したプレイスタイルになってしまいますのですよね。
しかし、それが女性キャラは魔法が全体対象だったり、女性にしか装備出来ないアイテムもあったりとドラクエ3も真っ青の女尊男畏な世界なので、非常に理に適ったプレイスタイルとなるのが問題です(苦笑)。
そして、今宵魔獣使いにもケイキ(袿姫)と東方から割りとしっくりくる名前を取れる時代という訳ですね。
袿姫は獣とは敵対しているが獣と関わっている事に変わりはありませんし、彼女が作る偶像の説明文がさながらポケモンだったりとか、水色の髪とか、被り物の形状が似てるとか、服が全体的に黄色とか共通点は多いので。
今回は紹介までなので、最後に町並みを載せてお開きとさせていただきます。
その町並みは、ドラクエを8以降からしか知らない今の人には信じられないかも知れませんが、かつてのドラクエとはこういう所謂『屋根無し家』が主流だったと言うとどれ位の人が信じてくれるのでしょうかね。
このこだわりの作り故に、私のようにファミコン、スーパーファミコン世代の人には是非ともオススメしておきたい一品となっている訳ですね。