【雑記】菊とバット途中感想
まず初めに断っておくとこの本は拾ったもので、相当大昔に書かれたものである為に現代の日本野球の様相は大分変わっているだろう事ですね。
それを前提にしても、この本で記述されていた『野球武士道』にはかなり敬遠してくなった感じですね。
確かにフェアプレーのような日本人の長所であるわびさびというものもある訳ですが、その大半が『無理矢理戦わせる』とか『自分の個の軽視を促させる』ような苛烈なものばかりになっていました。
このような思想はバトルアニメやスポ根アニメのような二次元の分野にも……というよりその分野にこそ根強く浸透していった事でしょう。
その事をあの存在は真に受けてしまったのは疑いようもない事ですね。
なので、この理論で『強くなる』ヒーローを無理矢理作らせる為に今まで散々手回しをしてきただろうという事になります。