［夜神月］
（やがみライト）
［サガ改装店舗］
［お題：コロコロムシに対抗させたいこんな雑魚］
［意味合い：２］
社会現象を起こした漫画『デスノート』の主人公にして大天才にして超常的なアイテムで世界そのもののルールを一人で占めてしまおうとしたトンデモな存在ですね。
そして、そのやり方が雑魚になってしまうという所です。
デスノートで日本中どこにしても名前を書けば殺せてしまうアイテムを使って直接手の届かない所から犯罪者を殺していく事で悪い事をすれば消されるという恐怖政策もといテロ行為を行った訳ですから。
しかし、それを行っているキラ＝月を割り出して見せようというLという存在が登場するから安全圏にはなっておらずに物語が面白くなっていったという事ですね。
ここで、雑魚と敢えてノミネートしたものの、その実無能者とは180違う名門校の入試で満点を取って入学するという程の頭脳明晰者となっていますのですね。
この辺り、良く言われる言葉をこの記事のコンセプトに置き換えて言うと『天才と雑魚は紙一重』という言葉がこれ以上なくしっくりと来るという所でしょう。
しかし、もしかしたら同情の余地になりかねない事ですが、彼は頭が良すぎたのでしょう。犯罪者の中には真っ当な裁きを受けていない者もこの世には数多くいますから、それが頭が良すぎる彼には許せなかったのでしょう。
そういう哲学的描写を出来てしまうという所が大場つぐみ氏がこの作品を含めて小畑健氏と共に三作も名作漫画を手掛けられてしまうという手腕に繋がっているでしょう。
