雷獣ケーキ

東方を中心に二次創作小説やゲームデータを置いたり、思った事を気ままに書いていきます。

【デウスXマキナのよろず大百科】ワシは波紋をやめたぞ、仗助ーッ!!

[ワシは波紋をやめたぞ、仗助ーッ!!]

 これだけだと何の記事か分からないでしょう(笑)。
 なので、これは『ジョセフ・ジョースターが何故第四部以降波紋をやめてしまったのか』を考察するものだと言及しておきます。
 まず、この第二部から登場しているジョセフ、ジャンプの主人公には向いていない『努力が大っ嫌い』という問題な性質がある訳ですね。
 しかし、それでいながら二部、三部と戦いで活躍しており、前者ではラスボスのカーズを(地球外に追放する形で)勝利している程の実力者でもある訳です。
 その理由が、少年漫画でよくある理論である『実戦を重ねて強くなった』人物という構図だからだと考えられる訳です。現に第三部では『年季』という言葉を良く使っていた辺り場数は踏んでいる訳ですから。
 つまり、その実戦をする必要が第四部では無くなってしまっただろうという事ですね。
 そして、第三部ではディオが倒されるという劇的な展開があった訳です。
 その事から考察すると、ディオが棺から引き上げられる前に肉の芽を植え付けた眷属が蔓延っており、それらと戦う必要から波紋を継続していたのだろうという推測ですね。
 現に、第三部開始時の時点で肉の芽を植え付けらえた人間の事は知っていた訳ですからね。なので、花京院の時の台詞から察するにそれまで肉の芽を植え付けられて助かった人間に出会っておらず、殺し続けてきたのだろうという事ですね。
 ここまでがジョセフが第三部までは波紋を継続していた理由が倒さないといけない敵がいたからだろうという考察になりますが。
 現実にはそういう『実戦を重ねて強くなる』という事は有り得ないというのが本題という事ですね。
 現代社会ではそういう場数を踏む機会というのが特定の人に多く与えられるようなシステムは無い訳ですからね。ボクシングの試合なんかだとちゃんと取り決めを行い、他の選手よりも贔屓されるような事はあってはいけないからです。
 アニメ監督でもただアニメを作り続けても単に慣れてくるだけで、それだけでスキルが向上する訳はないのですから。
 つまり、やはり努力無しでは現代社会でその道で強くなるような事は出来ないだろう訳ですね。芸能人の中にも努力しないで成功している人は多いですが、そういう人は結局は才能と努力を兼ね備えた人にぶち当たれば負ける事になりますから。
 締め括りとして言いたいのは、『勝利を続けて強くなれるのはレベル制のRPGだけ』なのと『努力しないで誰にも負けない事など有り得ない』の二つですね。
 しかし、ただ考えなしに努力するのは無謀であり、努力は手段なのですね。
 そこで知恵や科学をちゃんと取り入れないと努力が実らないという事も忘れてはいけないでしょう。